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ゴミ人間 日本中から笑われた夢がある 2021年1冊目

「ゴミ人間 日本中から笑われた夢がある」を読んだ。


★★★★★


「魔法のコンパス」、「革命のファンファーレ」を読んでとても感銘を受けた西野 亮廣の新刊だ。

魔法のコンパス 道なき道の歩き方 2017年11冊目 - How Many Books Do You Have?

革命のファンファーレ 現代のお金と広告 2017年35冊目 - How Many Books Do You Have?


とても深い観察と思考。
そして新しい発想。

目から鱗が落ちるとはこのことだ。

西野の才能に惹きつけられて目が離せない。


西野のコミュニティになぜたくさん人がいるのがよく分かる。

西野の強いエネルギーに当てられるんだ。

強いリーダーについていきたいんだ。

何かおもしろいことをするんじゃないかと期待し、自分も巻き込まれたいんだ。


とてもおすすめの本だ。



絵本

絵本制作の分業化、全ページオンライン無料公開、クラウドファンディング、お客を共犯者にする、おみやげ化などなどアイデアの宝庫だ。それもとにかく絵本を成功させるために。選んだ道を正解にするために。



コロナ化における成功

コロナ化で、顧客(サービスを購入する人)やファンだった人(かつてはファンだったが、常連になり変化を嫌いあなたをコントロールしようとする人)は消えていった。しかしファン(あなたをサポートする人)は変わらずあなたをサポートするという気づき。

確かにクラウドファンディングでファンがビジネスを助けようするニュースはいくつか見た。この期間を生き抜くためにはファンを増やすことが大事。ホリエモン的に言えば信用を得ることが大事。



視点

叩かれたときにムカつくで終わらずに、叩く人間側の視点を考えれること。その結論が自分こそが加害者だったという自省する素直さ。これはホリエモンには見られなかったことだ。

絵本を売るという視点だけではなく絵本を買う側の視点になり、子供(利用者)ではなく親(購入者)を取り込まないければいけないという気付き。そこからオンラインで無料化するというアイデアと行動力が素晴らしい。




果たして公言していた映画「えんとつ町のプペル」の目標100万動員はクリアできたかどうか?

https://www.lmaga.jp/news/2021/02/221926/

2月15日時点で興行収入20億円、観客動員数は150万人を突破。
西野亮廣本人が全国各地で映画館で鑑賞し、その時間帯を事前に告知することで、「一緒に時間を共有したい」という観客で劇場が満席になることも。

100万動員を大きく上回る成功している。
そして失敗しないようなアイデアがすごい!!


www.youtube.com

絵本の方のプペルは読んだが、ありきたりで良くなかった。

なので、映画のプペルはAmazonPrimeにあれば見てみたいという程度。

えんとつ町のプペル 2017年36冊目 - How Many Books Do You Have?



p.40

どれだけ素晴らしい作品を作ったとしても、それがお客さんに届かなければ、作ったこととしてカウントされません。
これは、すべての作品(サービス)に共通する普遍の理です。

-


p.54

「またダメだった」と考えることをやめて、「なるほど。このやり方は効果が出ないんだな」と考えるようになりました。

ネガティブ思考にならないところが素晴らしい!


p.181

リーダーであるために心がけていることは次の2つ

全員の意見に耳を傾けて、最後は独裁する。
(リーダーがやってはいけない(最も無責任な)仕事は「多数決」です)

正解を選ぶのではなく、選んだ道を正解にする。

同意。

正解なんて分かりはしない。あがいてなんとか成功させるんだとおもう。
外野は結果を見て正解を選んだと思うんだろうけど。


ゴミ人間=日本一の嫌われ者だった西野亮廣が届ける、弱った心に効く言葉

えんとつ町は煙突だらけ。
そこかしこから煙が上がり、頭の上はモックモク。
黒い煙でモックモク。
えんとつ町に住む人は、青い空を知りません。
輝く星を知りません。

『えんとつ町のプペル』は、こんな独白から始まります。

2005年、西野亮廣が絵を描き始めたあの日から、「テレビのひな壇には出演しない」と言ったあの日から、何年間にもわたるバッシングが始まりました。
『えんとつ町のプペル』を書くキッカケとなった時代です。

えんとつ町は、夢を語れば笑われて、行動すれば叩かれる現代社会そのものです。
ファンタジーなどではありません。私たちの身の回りで実際に起きていることです。

黒い煙に覆われたあのとき、あの場所で、それでも西野が「星の存在」を信じ続けられたのはなぜか。

コロナ禍に多くの人が苦しむ2020年。、映画『えんとつ町のプペル』公開を機に、
今にも灯が消されてしまいそうな人に寄り添い、生き延び方を伝えることを目的として
『えんとつ町のプペル』の裏側に秘められた想いを明かします。