西野亮廣の「新世界」を読んだ。
- 作者: 西野亮廣
- 出版社/メーカー: KADOKAWA
- 発売日: 2018/11/16
- メディア: 単行本
- この商品を含むブログ (2件) を見る
★★★★★
「お金を出して働く」、「ゴミを売る」、「更地を観光スポットにする」など常識を覆すアイデアの連続で、西野亮廣が人気があるのが分かる。
やっぱり彼はフォローしていく価値がある。
レターポットには疑問がある。
換金できない仮想通貨みたいだ。
もとは5000円を送るということだった。貰い手は5000円あれば好きなものが買える。
でも貰うのが現金ではなく文字数だと手紙を送ることにしか使えない。
貰い手は嬉しいだろうか?
p.77
キミの親世代は「働け」と言うかもしれないけど、信用経済においては、「働く」の定義が、「お金を稼ぐ」から「信用を稼ぐ」に変わってくる。
ホリエモンと言っていることが同じ。
Youtubeの登録数、Twitterのフォロワー数が、完全じゃないけど信用のバロメーター。
p.157
でもね、それぐらい今は「作ること」が娯楽になってきている。
完成品を受け取るのではなくて、完成させるまでの苦労や達成感に価値が発生しているんだ。
ベーシックインカムが導入されようとロボットとAIが仕事を担おうと、人間は自分で体験したい。
そこが将来のビジネスチャンスかもしれない。
p.177
彼ら(優秀な人材)が追い求めるのは、「高い給料をもらっている自分」ではなく、「常に面白いことをしている自分」だ。
信用さえ稼いでしまえば、お金はあとから手に入れられるからだ。
こうなってくると会社は、社員に対して「面白いことができる環境」を提供するしかない。
これから生き残るのは「社員を使う会社」ではなくて、「社員に使われる会社」だ。
彼ら(優秀な人材)って全労働力のほんの小さな割合だろうけど、将来ロボットが低賃金労働を担い会社は彼ら(優秀な人材)しか欲しくなくなる。
彼ら(優秀な人材)の数はそんなにいないので、会社は彼ら(優秀な人材)を獲得するために面白いことを提供するようになる、ということだろう。
p.227
メディアの都合で、大切な友達が振り回されるのをぼくは見たくないので、もう、ぼくがメディアになる。
『Netflix』や『Hulu』や『Amazon』がやっていることを個人でやっちゃうんだよ。
最終的にはプラットホーム自体を作るっていうのは当然の帰結。
だけど、実際にプラットホームを目指すってすごい。
「キミに必要なモノは『勇気』なんかじゃない。『情報』だ」
常に挑戦を続け、常に注目を浴び続け、本を出版すれば全作ベストセラー。
同世代を中心に圧倒的な支持を集め、自身が運営するオンラインサロンは国内最大。時代を牽引する革命家・西野亮廣が語る「一歩踏み出す為に必要な情報」とは?
そして、西野亮廣が見た『新世界』とは?
今、世の中で何が起きていて、二年後に何が起きるのか?
西野亮廣がキミに語りかける、“学校では教えてくれない”これからの時代の生き方。「大丈夫。まだ間に合う」