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CNN English Express 2023年10月号

CNN English Express 2023年10月号を4回聞いた後に、最後にテキストを見ながら聞いた。


★★★★☆


『高慢と偏見』を読み解く:リスニングだと誰が誰に喋っているのか分からない。テキストを見ながらでもP.34の主要な登場人物をちょくちょく参照しないと誰が誰だか分からず。

knowledge Takes a Leap:英検1級に出てきそうな内容だ。

Momentous Ruling:アファーマティブ・アクションは違憲!これも将来英検に出そう。p.119の補足によると、アファーマティブ・アクションが導入されたのは過去の差別的な社外的構造を克服し、平等な機会を確保するため。しかしこれが逆差別になっていることと憲法修正第14条の「法の下の平等な保護を定め、市民権を保証する」との整合性が取れないことがアファーマティブ・アクションが違憲となった根拠。


p.8

I didn't see that coming, but...

そう来るとは思わなかったけど、

「そう来るとは思わなかった」はこうなるのか。

自分だったら、

I didn't know that it developed into that, but..
I didn't know that developing into that, but...

とかにしそう。


p.10

racing boys

男の子と競争したり

レースは日本語でもよく使われるが、動詞で使ったことは一度もなかった。

自動詞と他動詞があって、この場合は他動詞なのでwithがいらないのに注意。

英語「race」の意味・使い方・読み方 | Weblio英和辞書
race with 人
でも
race 人
でも同じ意味。


p.64

at a now-defunct research lab

今はなくなった研究所で

at a research lab which is defunct now

とするのが定番だと思う。

でも、長くなってしまう。それに伴って、文法間違いをしてしまうかもしれない。


now-形容詞で勝手に単語をつくれるのだろうか。

使い勝手がいい形容詞ができると思う。


p.66
疑問・お悩み相談室

話している内容だからしょうがないのかもしれないけど、酷い2センテンスだと思う。

まず途中andがどちらとも省略されている。

そして似た構造の2センテンスなのに、最初のセンテンスの2番目のwho(andの直後)は1番近いkidsを修飾しているのに対して、2番目のセンテンスの3番目のwho(and/butの直後)は遠く離れたkidsを修飾している。

この文を瞬時に理解できる人はいるのだろうか?


文を長くすることと関係代名詞を多用することは難解、不可解な文を作ることになってしまう。

だから短文化と形容詞化することに留意しよう!


p.75

the sun is a god
太陽は神である

ストーリー的に「兄弟を助けたあの息子は神だ」と言っているものだと思った。


テキストにはthe sunと小文字になっているのも気になる。

太陽の英訳|英辞郎 on the WEB

通例、the sunまたはthe Sun。天文学的な文脈ではthe Sunと書くことが多い。

英語の「天体」、太陽(sun)月(moon)星(star)で表現するフレーズ・慣用表現 | オンライン英会話のWeblio英会話コラム(英語での言い方・英語表現)

太陽や月や地球は、固有の天体(天体の固有名)として述べる場合には、先頭大文字で the Sun、the Moon、the Earth のように表記します。

他方、他の惑星や天体を意識せずに、いわば「お日さま」「お月さま」「地上」というニュアンスで述べる場合には、小文字のまま the sun、the moon、the earth と表記します。慣用表現に登場する太陽や月は、もっぱら小文字表記です。

小文字のほうが一般的なんだ!


p.114

John Berman here, in for Anderson.

アンダーソンに代わり、今日は私、ジョンバーマンがお伝えします。

fill in forはTOEICだかで「~の代わりを務める、~の穴を埋める」と覚えていたけど、fillがないヴァージョンもあるのか?

参考:
どういうこと!? 「I’m in for it.」と言われたら…? 【連載 大人の英語塾】 | Oggi.jp

そんなヴァージョンはなさそう。

CNN ENGLISH EXPRESS 10月号

◆生声インタビュー
映画『バービー』主演
マーゴット・ロビー

発売から60年以上の歴史を持ち、世界で最も知られているバービー人形の世界を初の映画化。性別や人種を超えて「なりたい自分になれる(You can be anything)」を発信してきたバービー。主演のマーゴット・ロビーはバービー役にどのように臨んだのでしょうか。そして、役柄を通して伝えたかったメッセージとは。

◆特集
210周年を迎えた恋愛小説
『高慢と偏見』を読み解く

『高慢と偏見』(原題:Pride and Prejudice)というタイトルに聞き覚えはあっても、原書は読んだことがないという方も多いかもしれません。肖像画がイギリスの紙幣に描かれるほど国民的な小説家であるジェイン・オースティンの代表作で、実は映画『ブリジット・ジョーンズの日記』の元ネタになったことでも有名です。初版から210年たった今もなお世界中で愛されている至極の恋愛小説を、原文で味わってみませんか?

◆アンダーソン・クーパー360°
「アファーマティブ・アクションは違憲」
米最高裁、大学入試制度を巡り判断

6月29日、米国最高裁判所は、ハーバード大学とノースカロライナ大学で行われてきた、入学選考における黒人やヒスパニックなどの一部有色人種を優遇する積極的差別是正措置、いわゆる「アファーマティブ・アクション」を違憲とする判決を下しました。最高裁が1978年の判決でこの優遇措置を認めて以来、実に45年ぶりとなる方向転換です。最高裁の各判事の意見はどのようなものだったのでしょうか、そして、識者はこれをどう見ているのでしょうか。

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◆English 101
映画『バービー』が大ヒット
◆巻頭インタビュー
NTTデータ ソリューション開発担当 部長 筒井 健

◆話題の歌詞翻訳家があの名曲を英語に
EE Music School ネルソン・バビンコイ
今月の曲 「ばらの花」/くるり

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・ジェンダー平等実現は2154年か 世界経済フォーラムが予測

・最新技術がなせる技 AIの力借りビートルズ最後の新曲を制作

・建国156年を迎えたカナダ 各地でイベント開催

・ジョンソン元英首相が議員辞職

・イーロン・マスクとザッカーバーグがガチンコ勝負へ!?

など……旬なニュースが盛りだくさん!

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◆CNN Newsmakers Today ニュースを読み解く「世界の今」
63年ぶりの大規模ストライキ
ハリウッドで今何が起きているのか?

映画産業の中心地、ハリウッドが揺れています。5月からストライキを続けてきた全米脚本家組合(WGA)に続いて、7月14日から、米映画俳優組合(SAG-AFTRA)が組合員の待遇改善などを求めてストライキを開始しました。両組合が同時にストライキに入るのは、1960年以来のことです。ハリウッドの「舞台裏」を支える制作現場の労働者たちの胸の内をリポート。

◆CNNスペシャル・インタビュー
イケアUSA CEO
ハビエル・キニョネス

1943年にスウェーデンの片田舎で雑貨店として創業したイケアですが、今や世界31カ国で400を優に超える店舗を展開する世界最大の家具量販店となりました。そんなイケアが今、アメリカでさらに経営規模を拡大しようとする理由、そして、イケアUSAのCEOであり、サステナビリティ―担当責任者でもあるハビエル・キニョネス氏が進める同社の先駆的なリサイクルシステムや、併設レストランで提供するビーガン・メニューなどについて話を伺いました。

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