「16歳のお金の教科書」を読んだ。

- 作者: お金の特別講義プロジェクト
- 出版社/メーカー: ダイヤモンド社
- 発売日: 2016/10/21
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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多くの日本人が持っているお金の感覚は昔はよかったかもしれないが、現代には適していない。
時代の変化に置いて行かれていると感じた。
「投資はギャンプル!貯金が正義!」と思っている人にぜひ読んで欲しい。
p.074
「お金がないから~ができない」
けれども、不幸せなお金持ちも見てきた私は、「お金があっても~できない」人も見てきました。だから、その人が幸せあるか否かを問う時に、「お金のある/なし」は絶対条件ではないんですよ。金額の多寡ではなく、自分の持っている「信頼の媒介物」を使って、誰と、どうつながるか。新しいお金の世界で幸せになるには、この考え方が大事になるんじゃないでしょうか。
たしかにそうかもしれないけど、それはお金のある人の言い分だとも思う。
まずはお金持ちになってみたい。
幸せかどうかはその時に判断する。
p.125
川村さんは、お金が「仏像」「宗教画」的な側面を持っているからではないかとおっしゃるのです。「お金を破く=偶像破壊」みたいなものなだと。
ちょっと飛躍しすぎ。
紙幣に故意にダメージを加えるのは違法だからじゃない?
あと1万円札はなんでも買えるが、1万円の壺の価値は鑑賞するだけだし。
p.202
日本は非効率なものをたくさん温存しています。たとえば農業の一部。地方に行けば、つぶれてもおかしくない企業が補助金漬けで温存されています。
これらは短期的に見れば、雇用の確保に貢献していますが、中長期的に見れば「貧しさを長引かせるだけ」の施策です。
これらがGDPを下げているとのこと。
補助金なんかなくなればいいのに。農業を優遇しすぎだ。
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