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日本は本当に戦争する国になるのか? 2016年4冊目

日本は本当に戦争する国になるのか? ★★☆☆☆


今まで読んだ池上彰の本は中道で客観性を感じた。そこが気に入っていた。

しかし、この本は客観性に欠けていて、池上彰らしくない本だと思った。
左派まるだしだ。
提示される資料はほぼ朝日新聞
2世、3世議員に対する分かりやすいレッテル貼りに滲み出る安倍憎し。

がっかりした。


p.44

アベノミクスを成功させ、経済を良くすれば、来るべき参議院選挙では国民は安保関連法案をめぐる混乱のことなんか忘れて、選挙に勝てるはずだ...」
安倍さんが考えているのは、そういうことではないでしょうか。

単なる想像じゃないか。


p.148

安倍首相は...おおさか維新の会の橋下徹氏に秋波を送っているのです。

安倍憎しをひしひしと感じる。

秋波を送るの意味 - 国語辞書 - goo辞書

異性の関心をひこうとして色目を使う。こびを送る。「向かい側の男性に―・る」

根拠なく不安がるのではなく、きちんと考える。そのための1冊。

安保関連法について、「正直よくわからない」「みんなが反対してるから、反対」
「賛成なんだけど、理由ははっきり言えない」など、
関心はあるけれど曖昧な知識ではっきり主張できずにいる人たちへ向けて。
あなたの安保法案にまつわるモヤモヤを池上さんが解説!
安保関連法可決で、これからの日本はどう変わるのか?
自衛隊の活動範囲は、具体的にどう変わるのか?
今後考えられ得る具体的なリスクは? またメリットは?
日本は本当に戦争にかかわるリスクが高まったのか?
池上さんの見方を展開します。池上さんが語る「安保関連法」の書籍は初めて。

▼本書の構成
序章 賛成派と反対派、噛み合わなかった議論
1章「安保法案」は「憲法違反」って、どういうこと?
2章「安保関連法」って、いったいなに?
3章「安保法制」と中国
4章「安保関連法」はアメリカの言いなり?
5章 政治運動の新潮流が起きた
6章 戦後の安全保障政策の大転換って、どういうこと?
7章「安保関連法」と「安保条約」との関係は?
おわりに 憲法を、民主主義を私たち一人ひとりが考える


(著者より)
根拠なく不安がるのではなく、きちんと考える。そのための1冊。