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はじまりの数学

はじまりの数学 ★★☆☆☆

考えることの大切さは分かった。
しかし、パズル合わせや帽子の色当てなどで、頭がこんがらがり、数学がやっぱり面倒であることも再認識した。
だから、謳い文句である「数学の本質を明らかにし、そのおもしろさを体験してもらう。」は、実感できなかった。
これは、いかにも数学者が書いた本だ。
★2つ。

p.186

  1. 大事なのは知識ではなくて、考える力である。
  2. 考えるのは楽しいし、わかればうれしい。
  3. 数学を学ぶことは、人間が陥りやすい「直感の誤り」を防ぐのに役立つ。

この平々凡々な言葉を今まで何度目にし、耳にしてきただろうか。
言い古された言葉で、今更感がある。

内容説明
どうして数学を学ばなければいけないのか。その経緯を人類史から問い直し、現代数学の三つの武器を明らかにして、その使い方をやさしく楽しく伝授する!