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16回目の歯医者

当たり前のように頓服なし。
パニック障害を持つ者にとって一番の壁である型取り。
自分の場合は左右の歯をまたぐ一番大きな型取りだった。
大丈夫だろうという自信があったが、実際冷たいピンクの粘性物が入った型取りの器具を入れられたら緊張した。
しかし口の中の乾きは気にならなかった。

むしろ嘔吐く(えずく)ほど喉の近くまで器具が入った状態で、型取りできるまで待たなければいけない方が気になった。
これはパニック障害を持つ人で嘔吐き(えずき)が良く出る人にとっては最難関かも知れない。
「これは嘔吐きそうだ。」と思ってちょっと焦ったが、実際は嘔吐くことはなかった。
まぁこれは1番大きな型取りなので、健常者でも同じ感想を持つだろう。

歯科助手の方に「治療の一通りを全て乗り越えたので、もう歯医者は大丈夫ですね。」と言われた。
自分も同感だ。
ただ、安心感を持っているこの歯医者限定だ。
他の歯医者へ行ったらまた0からスタートとは言わないが、この歯医者ほど安心感を得られるまでは時間が必要だ。
担当医によってはもしかしたら、全然大丈夫ではないかもしれない。

治療費 6350円