竹中先生、「お金」について本音を話していいですか? ★★★★☆
とても前向きで元気が出る。
考え方を参考にしようと思う。
自分も二人と同じくTPPも移民も賛成だ。
でも人口増加には反対だ。
二人は経済的に人口増加は必要だみたいなことだが(「人口が減っている国に誰が投資をしますか」というあたり)、バブルがはじけたように人口も永遠に増加し続けるわけではない。必ず限界がある。
1900年には人口5000万人以下だった日本。
それでいいじゃない。
二人の日本を良くしたい、変えたい気持は良く伝わった。でも、熱く思っても抵抗勢力によって変えられない。
どうやったら変えることが出来るのだろうか…。
p.89
竹中
目の前の小さな利益を守るために、将来の大きな利益をなくしているっていうのが、プロ野球に限らず、日本の今のパターンだと思うんです。
p.120
竹中
移民の生活風習の違い社会問題化しやすいですからね。新しいことを始めると、必ずネガティブな面があるものです。
でも、ネガティブな面から議論を始めたら、全部そこで議論が終わってしまいます。まずポジティブな面は何だったのか検証して、それに合わせてネガティブな面は何なのか議論しなくてはいけないと思いますね。ポジティブな面を伸ばして、ネガティブな面を低める―これが普通の政策議論であるべきです。
この考え方、すばらしい。
p.158
堀江
満員電車もそうですけど、電車は2階建てにしなくても、時間帯によって乗車料金を変えればいいんですよ。混雑する時間帯は料金を上げて、分散させればいい話しだし。
一律料金が美徳みたいな空気があるけれども、需要と供給に合わせるべきだな。
―日本で一番聞きたかった二人の「お金」論―
堀江貴文と竹中平蔵が
「お金」と「日本の未来」について「本音」で討論しました。
激動の時代を賢く生き抜くための「知恵と知識と方法」が満載です!竹中:堀江さんは、まるで未来から
タイムスリップしてきたかのような人ですね。堀江:いや、未来ではなくて、僕にとっては現在です。
だけど、多くの人たちにとって、僕のお金の感覚は
未来の出来事なんでしょうね。そういう認識です。
【目次(一部)】
・ホリエモン、「家に住む」ことをやめる
・今後は「スマホ」で社会はさらに進化する
・ユダヤ人が優秀で経済的にも強い理由
・インフレ時代に備える投資術の考え方
・「お金」なんて、単なる指標、単位に過ぎない
・ホリエモンの頭の中の現実が実現できるか
・急激に落ち込んでいる日本の貯蓄率
・上場してお金を集めることも不要な時代に
・お金を運用して利益を出すのも尊いこと
・嫌な仕事は辞めればいいだけでしょ
・ドラえもんの「どこでもドア」が現実に?
・オリンピックまで日本は持つのか?
・全然クールじゃないクールジャパン戦略
・人工クモの糸で盛り上がっている鶴岡市
・中国人が日本の土地を買っても問題ない
・50年以上経っても成長していないプロ野球
・アメリカのリーグに追いつかれたJリーグ
・バラ色の未来を夢見て、何が悪いのか