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むだ死にしない技術 2017年4冊目

むだ死にしない技術 ★★★★☆

むだ死にしない技術

むだ死にしない技術


ホリエモンが健康に興味があるは意外だった。

ロケットに関する知識だけでなく医療に関する知識も豊富だ。
人並み外れた知識欲があるんだろう。


本書でホリエモンは”国民の予防意識の低さを嘆き検査の啓蒙活動”し、さらに”膨大し続ける医療費40兆円は国を破綻させる”と憂いているのだ。


その俯瞰的な視点に尊敬する。





amazonにはいくつかの報告書を提示して、予防検査は意味がない、危険性があるというレビューがある。

そして、この本はホリエモンが販売している検査キットの宣伝本だというのだ。



でも、どう考えても早期発見・早期治療が効果的なのは経験でわかる。

中には予防検査が意味がないのもあるかもしれない。まだ予防検査の領域は発展途上でわからないこともあるだろう。

また、危険性があることはホリエモンも本書で指摘している。過度のリスクヘッジを取り予防しないことは、罹患してしまうリスクを考えると損失が大きすぎると言っている。


p.82 むだ死にしたくなければ、「忙しい」を言い訳にするな

23歳の頃から毎年必ず受診して

意外!


p.100

デンタルケア先進国のスウェーデンやフィンランドでは3ヶ月に一度、オランダでも6ヶ月に一度の歯石除去を無料で全国民が受けることが出来る代わりに、それを怠って虫歯になったら全額自費負担になるという。

素晴らしい!


p.144

「堀江さんは、何歳まで行きたいんですか?」と尋ねられることがある。そのたびに逆にききたいと思うが、そもそも「70歳になったら死のう」とか、「ここまで行きられたらもう満足」だとか、淡々と死期に向かって生きている人なんているんだろうか。愚問だ。ボクにはそういうネガティブな発想はない。

ホリエモンらしい。


本音で生きる 一秒も後悔しない強い生き方 (SB新書)

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ウシジマくんvs.ホリエモン 人生はカネじゃない!

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◎amazon「健康法」「医学」部門で話題、たちまち重版! !

知ることで、防げる死がある――。
さまざまな分野を合理化してきたホリエモンがいま最も力を入れて語る、
これからの日本の医療と、日本人の健康への提言とは?

「ピロリ菌を除去しないせいで、毎年胃がんで約5万人が死亡」
「日本人のがんの約4分の1は予防できる感染症が原因だった」
「大人の8割が歯周病なのに放置している」
「生命保険には入るのに、がん検診受けてない人多い」…etc.

日本人は病気の"治療"より"予防"に意識を向ければ、もっと長生きできる!
誰もが今すぐ知って実践してほしい、これからの健康と医療の考え方。

読者からの感想が続々!
「早速ピロリ菌の検査を受けました! 」(30代・教員)
「歯周病の怖さを知った…歯磨きだけで十分だと思っていた」(30代・公務員)
「積極的に健康をつかみとる姿勢に共感しました」(40代・会社員)
「経済、医療業界の今後、日本の目指すべき未来が書かれている」(30代・看護師)
「重病になってからでは自分も周りも大変、予防できるならぜひ取り組みたい」(50代・管理職)



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もくじ

はじめに ~僕がいま「医療」を変える理由~

序章 あなたは、むだ死にするかもしれない。(日本の医療の現状)
1章 むだ死にしたくなければ、ピロリ菌に気をつけろ。(胃がんとピロリ菌の話)
2章 むだ死にしたくなければ、リスクを恐れるな。(ほかの予防できるがんの話)
3章 むだ死にしたくなければ、「忙しい」を言い訳にするな。(予防と検診の話)
4章 むだ死にしたくなければ、歯医者に行け。(じつはやばい歯周病の話)
5章 むだ死にしたくなければ、QOLを意識しろ。(眼と予防の話)
終章 これからの生存戦略と医療(ホリエモンが注目する最新の医療とテクノロジー)

おわりに ~もう早死にするわけにはいかない、僕の健康法。~

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