なんでお店が儲からないのかを僕が解決する ★★☆☆☆
流行る店とチャンスをつぶす店はどこが違うのか? 1年365日外食を続ける堀江貴文氏だからこその、全く新しい視点でのレストランビジネスへの提言です。大炎上した「鮨屋の修業問題発言」の真意は? 食べログとはどう付き合うべきか?
タイトルにあるお店とは飲食店限定なので注意が必要だ。
「なんでお店が儲からないか」に対するアイデアはとても当たり前で目新しさがない。
- 職人をなくしマニュアル化
- 高価格化
- 常に新しい味を探求する
ホリエモンにとって飲食店は「美味しいか、美味しくないか」に加えて「驚きがあるか、ないか」が重要なようだ。
しかし、自分にとって飲食店はp.20にあるように「美味しいか、美味しくないか」、「居て心地良いか、良くないか」だけが大事だ。今までに一度も「驚き」を求めたことなんてない。
美味しくて居心地が良ければまた行く。
驚きなんて必要ない。
p.142
一見さんに裏メニュー、出すべき?
これに対するホリエモンの回答がうまいなぁ。
飲食店は今、大きな岐路に立っています。唯一無二の個性を追い求めながら、SNSを上手に使い、理不尽とも思える批判や中傷、ドタキャンに立ち向かっていかねばなりません。
この本は、そんな時代の中で必死に営業を続ける人々へのリアルな応援歌です。そして、レストランを愛するすべての人々に読んでいただきたい一冊でもあります。
本書内には堀江氏ならではの鋭い視点からの飲食店改革論と共に、実際の有名レストランシェフたちの悩みにもズバリと解答しています。
さらに巻末には著者が推薦する457店のリストもついてますので、こちらもお楽しみください。第1章 僕はなぜおいしいものを食べたいのか
第2章「食べログ」「ドタキャン」「人材確保」を解決する
第3章 レストランビジネスで成功するために覚えておいてほしいこと
第4章「いい客」になるために
第5章 ホリエモンが解決する! レストラン経営の悩み相談室
第6章 ホリエモンの“食"遍歴
特別付録 ホリエモンが認めた全457店リスト