そこまで言うか! ★★☆☆☆
- 作者: 勝間和代,堀江貴文,西村博之
- 出版社/メーカー: 青志社
- 発売日: 2010/09/02
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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三者(なぜか司会役のホリエモンも意見を言う)がそれぞれの意見を言い合い混ざり合わないまま終わった感じ。
三人の印象はこんな感じだ。
ひろゆき ひょうひょうとして風に吹かれても受け流す柳のよう
ホリエモン 強固な自分の意見があり、他の意見は一蹴する
勝間 長いものに巻かれろ精神(局の要望でコスプレするなど)
p.116
西村 勝間さんは「こうしたほうがあなたにとって得ですよ」というスタンスで、堀江さんは「俺はこう思う」と言って、受け取った人がどう思うかは知ったこっちゃない、というスタンス。
合っていると思う!
p.409
私は自分が既得権益とは離れた存在だと思っていたのですが、それはあくまで、伝統的な大企業経営者や学者との比較であり、そこから遥かに離れて自由な存在である博之さんを、無意識のうちに敵とみなし、批判し、視界から見ないように、見ないように、排除しようとしていたのでしょう。
すごい。
あんなに批判されたのに、自分を客観的に見て非を素直に吐露している。
自分だったら意固地になってる。
ネット、お金、幸せ、成功、マンガ、初恋、仕事、企業、ワークライフバランス、政治、選挙……7時間にも及んだ密室トーク、ノーカット完全収録!!
「私たちを嫌っている人にこそ、読んで、考えてほしい」(勝間)
~堀江貴文氏の「はじめに」より~
「ひろゆきVS勝間和代に私を加えた鼎談というのは、実質的な議論を読者に伝えるという意味でも意義のある企画であったのではないか、と自負しているものである。と真面目にまとめましたが、単純に読んでてメチャ面白いです。乞うご期待」
~西村博之氏の「あとがき」より~
「この鼎談って、そもそも堀江さんが司会のはずだったんですよね。でも、いざ始まってみたら司会というよりインタビュアーみたいになっていて、これを読んだ人たちはどう思うのかと……。
まぁ、個人的には、真剣に聞きたいことを勝間さんに聞く堀江さんの姿を見るのは面白かったですけど」
~勝間和代氏の「あとがき」より~
「3人が、腹を割って、今起きていること、考えていること、社会問題、経済問題、幅広く話をするとどうなるのか。
それは、いまは極論と考えられている私たちの話も、実はもう少したつと、極論でも何でもなくなるのではないか、きっと、10年後にこの本を読み返してもらったときには、『へぇ、このころは、このくらいの話でびっくりしていたのか』と言われるのではないかと思っています。
ぜひ、3人の会話の臨場感を楽しみ、そして、4人目として参加して、この本の感想をブログに、ツイッターに、mixiに、GREEに、あるいは2ちゃんねるに、書き込んでください」<<