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ジョン万次郎

ジョン万次郎 ★★★★★



これはなんとアメリカ人の書いた児童書。
あちらではジョン万次郎がそれほど認知度があるということだ。
とても驚いた。

読もうと思ったのは、びびる大木がジョン万次郎が好きというこを知ったからだ。
「ああ、ジョン万次郎っていたなぁ。」
「船が難破してアメリカに行ったんだっけ?」
という知識しかなかった。
1人異国で暮らすのはどんなものだったろうと興味が湧いてきた。
想像するとパニック障害がぶり返しそうになる。
帰りたくて仕方ないだろう。
不安で仕方ないだろう。
しかし、選択肢はない。
そういう環境下ならそこで生きていくしかない。

ただ生きていくだけでなく、ジョン万次郎が成功したのは

良い師に出会うこと
運命に悲観せず違う環境に適応する努力を惜しまないこと
目標に向かって突き進むこと
好奇心旺盛なこと

だと思った。


最後にジョン万次郎が日本に帰るときに寄港したホノルルで、1人は日本に帰らずホノルルに残ることを決意したのは何故か。
その理由が知りたくなった。
もう少しジョン万次郎を掘り下げてみたい。


内容(「BOOK」データベースより)
これは強い心をもった少年が二つのぶんかにはぐくまれ、のちに日本がせかいとともだちになるやくわりをはたした、本当にあったものがたりです。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
マッカリー,エミリー・アーノルド
コールデコット賞を受賞した『綱渡りの少女ミレット(“Mirette on the High Wire”)』のほか、多くの児童向け絵本を執筆している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)