テキスト不要の英語勉強法
テキスト不要の英語勉強法 「使える英語」を身につけた人がやっていること
- 作者: 布村奈緒子
- 出版社/メーカー: KADOKAWA
- 発売日: 2017/01/27
- メディア: 単行本
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授業で話すときには、教師も生徒も基本的に英語だけ。
予習の必要がなく、辞書はなるべく引かず、全文和訳はなし、英文法解説もなし。
教科書を使わないときも多く、教師はできるだけ教えない……。
著者のとった授業方法は前例がないと思う。
教育者には読む価値があるかもしれない。
しかし、後半の独学の方法はありきたりで特に目新しいことはない。
文法を教えなくてどうやって生徒は自分で文を作り話すんだろう?
ただ習った文をストックから出すだけなのか?
習った文を単語を入れ替えたりして再利用するだけなんだろうか?
文法なしでどうやって英語を理解できるのか不可解だ。
だけれども生徒の学力が上がったという結果が出た以上、他の学校も真似るべきだと思う。
p.50
生徒から「テキストの大事な部分を1枚に要約したプリントをつくってください」とリクエストがあればそれに応え
え…。
生徒がやることじゃないか。
p.114
日本語でできないことは英語でもできないと言われますが、逆もまたしかり。日本語で得意なことなら、英語でも得意なはずです。
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「知識はあるのに話せない」を抜け出す方法
授業で話すときには、教師も生徒も基本的に英語だけ。
予習の必要がなく、辞書はなるべく引かず、全文和訳はなし、英文法解説もなし。
教科書を使わないときも多く、教師はできるだけ教えない……。なのに、教えた生徒は
「ALTと英語で雑談」
「GTECのスピーキングテスト満点」
「大学進学後、クラスメイトにネイティブ講師との通訳を頼まれる」。さらには、2013年度に国公立大学進学率で都立高1位になるなど、入試でも結果を残しています。
著者の活動は全国紙でも紹介され、その結果、全国から授業見学希望が殺到。
ウォールストリートジャーナルの記者や、有名予備校講師、文部科学省からも授業の視察がありました。本書では、著者が教室で実践してきた「使える英語」の学び方を、一般の読者に向け、勉強法の形でまとめたものです。
普通の高校生が普通に英語を話せるようになる勉強法とは、どのようなものなのか?
「知識はあるのに話せない」という大人の学習者におすすめです。