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「お金を稼ぐ!」勉強法: 「学んだこと」を「お金に変える」技術

「お金を稼ぐ!」勉強法: 「学んだこと」を「お金に変える」技術 ★★★★☆



”はじめに”を読んだ時点で、面白いと思った。
第1〜2章までは納得できることが書いてある。
第3章以降は具体的な勉強の方法が書いてあり、他の本でもありがちな内容なので捨てても良いと思う。

とても読みやすく主張は首尾一貫していた。
それは
「アウトプットをしろ!」
ということだ。

いつまでも学んでいないで(インプット)、アウトプットすることで投資したお金と時間を回収する。
またアウトプットすることで理解もすすむ。
例えば著者は資格取得後コンサルタントを名乗り、2年間は無料で相談を受けてノウハウを積みネットワークを作ってから独立した。

この無料期間というのが気に入った。
やっぱりいきなり有料に踏み切るのは、自信がなく不安だと思う。

p.37
また「コンサルタントになりたい」という人で「自信が付いてからコンサルタントを名乗ろう」という人がいます。しかし、やったこともない仕事に自信が持てるわけがありません。
「名実とも」といいますが、最初に「名」ありきなのです。やっているうちに「実」が伴ってくるのです。まずは名乗って、やってみて、少しずつ実績を積んで、気がつくと自信がついているというのが普通なのです。

p.54
資格を取得しても稼げないのは、それを使って稼ぐアクションを起こしていないからです。

p.75
テストの問題が解けないと困ります。だから、テストを受けることも学習効果を高めます。しかし、多くの人は自信がつくまでテストを受けようとしません。間違いです。むしろ、積極的にテストを受け、困る体験をするべきです。

p.128
勉強しながら同時にアウトプットすることをお勧めします。

人に教えるというアウトプットが紹介されていた。


p.171
手順としては、まず学び、次いで無償で引き受けながら、ニーズとノウハウを蓄積します。そこで、商品を作ることが出来れば、稼げるようになります。
そのうち自分の時間では足りなくなりますから、後は仕事をほかの人にお願いすることで、仕組みにした上で、自分は仲介業務を行うのです。そうすれば、時間にゆとりが生まれますので、あたらな勉強に着手することもできます。

内容紹介
なぜ、同じ勉強をしても、稼げる人と稼げない人がいるのか――。

その違いは、「インプット重視の勉強をしているか」「アウトプット重視の勉強をしているか」にあります。

勉強する“だけ”では1円も稼げません。勉強したことを生かして(=アウトプット)、初めてそこに人間、情報、そしてお金が集まってくるのです。

勉強をしても、それを生かして稼げなければ、単なる宝の持ち腐れです。勉強するだけで満足している人は、土地の購入に全財産をはたいてしまい、家を建てられずにせっかくの土地を空き地にしているようなものです。

勉強するならば、「稼ぎを生み出す仕掛けにまで育てる」ことです。頭を使えば、工夫をすれば、それは絶対に可能です。独立開業あるいは会社で活躍するツールにも、自分の信念を貫く切り札にも、いざというときに家族を守る武器にするためにも、そうしなければなりません。

もし、あなたが勉強を「趣味」「単なる自己実現」と位置づけるなら、本書ではなく別の本を買うことをお勧めします。そうではなく、勉強を「自己投資」と位置づけ、何がなんでもそれを回収し、稼ぎにつなげたいのであれば、本書は絶対にあなたの役に立ちます。

しかも、勉強による自己投資は、元手を回収すれば、あとは利益を生むだけですから、リターンは無限大となります。

何をどう勉強すればいいのか。学んだことをどう生かし、いかに稼ぎにつなげるか。そのキャッシュポイントはどこにあるのか――本書は、「お金を稼ぐための勉強」の考え方、発想法、ノウハウを余すところなく紹介します。
内容(「BOOK」データベースより)
勉強するだけでは、「1円」も稼げない!これが「年収2000万円」を実現する勉強法だ!100%願いをかなえる自己投資術。
著者について
藤井孝一(ふじい・こういち)
■1966年千葉県生まれ。株式会社アンテレクト代表取締役慶應義塾大学文学部を卒業後、大手金融会社でマーケティングを担当。米国駐在を経て、中小企業と起業家の経営コンサルタントとして独立。戦略策定などトップマネジメントへの参画、第二創業ベンチャーの成長をサポートしている。なかでも、起業・創業の指導に定評がある。公的機関、民間団体を問わず、創業塾の開催や講演会・セミナーなどに関し、企画立案の段階から参画し、企画や助言、講師などを行なう。経営者や起業家という枠にとどまらず、ビジネスマン全般の知識武装のお手伝いを行なうべく、著作やメールマガジン、CDなどの媒体を活用した情報発信を続けている。
■著書に、ベストセラーとなった『週末起業』をはじめ、『なぜあの人は会社を辞めても食べていけるのか?』『かき氷の魔法』『成功するためのビジネス書100冊』『成功のやみつき法則』『情報起業』など多数がある。