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資本論/君主論 2018年3冊目

マキャベリズムに興味を持ったのでまずは簡単な本から。


資本論/君主論 (まんがで読破Remix)

資本論/君主論 (まんがで読破Remix)

  • 作者: バラエティ・アートワークス
  • 出版社/メーカー: イースト・プレス
  • 発売日: 2014/09/13
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
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★★★★☆


「資本論」:搾取するものと搾取されるもの。互いに感情があるのでそんなに単純にはいかない。


今は昔に比べたら搾取されるものは奴隷というほどではない扱いだからましなのかもしれないけれど、わずかながら世間にルサンチマンが広がっているのを感じる。




「マキャベリズム」は目的のためには手段を選ばない、「マキャベリスト」は「マキャベリズム」に傾倒した冷酷な人間というイメージを持っていた。


しかし、切迫した状況と愛国心を理解すると、マキアヴェッリが「マキャベリズム」に至るのが理解できる。


むしろ「マキャベリズム」は積極手に問題に対処するポジティブな術だと思った。

ヘーゲル:『マキアヴェッリの生きた数百年前の時代背景を考えて読むことによってはじめて「君主論」の価値が分かる』

この本には「マキャベリズム」に至る過程がわかりやすく描かれているので、ドイツの哲学者ヘーゲルの言葉が心に残った。



内容紹介
「古今東西の名著を、一冊のマンガ単行本で読ませる」というコンセプトで
累計発行部数360万部の人気を博す、マンガ文庫レーベル「まんがで読破」。
8年目を迎える歴史と130タイトル以上の作品群を誇るこの人気シリーズから、
とくに人気のある作品をえらび、普及版としてリミックス!
なんと1冊で2作いっぺんに読めてしまうという、コスパ抜群の商品です!

第3弾は『資本論/君主論』の社会科学系コンボ。
20世紀以降の世界地図を一冊で書き換えた人類最大の話題作『資本論』と
群雄割拠の中世イタリアで生まれた革命的リーダー論『君主論』。
理想の社会とは、そしてリーダーのあるべき姿とは?
混迷の現代を生き抜くヒント満載の名著が、まんがで読めちゃいます!

著者について
☆マルクス:1818年プロイセン王国(現在のドイツ)生まれ。ベルリン大学で哲学を学び、当時の社会体制に疑問を抱く。社会を発展させたのは「物質的生産」であるという「唯物史観」を編み出し、労働者による社会革命を志向。同志エンゲルスの援助を得て『資本論』『共産党宣言』などを著す。
☆マキアヴェッリ:1469年フィレンツェ共和国(現在のイタリア)出身。各国が群雄割拠し、フランスやスペインなども進出をもくろむ、一触即発のイタリアの中で官僚として小国フィレンツェが生き残る道を求め続けたが、外国勢力の介入で政変が起き、失職。隠遁生活の中で『君主論』を書き上げた。