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「英語が話せない、海外居住経験なしのエンジニア」だった私が、定年後に同時通訳者になれた理由 2015年38冊目

「英語が話せない、海外居住経験なしのエンジニア」だった私が、定年後に同時通訳者になれた理由 ★★★★☆




著者のイメトラはとても自分に合っている気がする。
頭に浮かんだイメージを即興で英語にする。毎回喋る英文は違ってくるだろうけれども、逐一暗記する必要が無い。
応用が効くと思う。

ただしイメージが浮かぶためには、経験と知識が必要だ。
仕事や趣味に関するものが適しているとのこと。



p.152

文字を正確に読んでも、自分が理解できていない内容は伝わらないのです。

ここで引き合いに出された伝える力の話が面白かったので、借りて読んでみようと思う。


p.217

知らないことは訳せない。単語が出ないと苦労する。逆もまた真なりです。中身を知っていることは話しやすいし、単語を知っていたらとっても楽なのです。

やっぱり単語は大事だ。


内容紹介
読売新聞2015年11月11日付朝刊「NEXTらいふ」面に著者が登場しました!

「50歳を過ぎてから、仕事を通じて英語を身につける方法」は、なぜ合理的なのか? 本当に効果があった勉強法だけを大公開!

定年まではサラリーマンエンジニア、定年後は職業通訳者。
60歳という決して若くはない年齢で、どうしてそんなことが可能になったのか?
??その答えが、本書の主題である「仕事を通じて英語を身につける」にある。

その年齢までに仕事で蓄えてきた専門的な知識と経験には、20代、30代では太刀打ちできない奥行きと深みがある。
その専門知識を強みとして、英語コミュニケーション力を磨いていけば、代えがきかない存在になれる、という発想だ。

本書は、年齢を理由に英語をあきらめていた方には、「こういうやり方があったのか! 」という気づきが得られると同時に、
キャリアを最大限に活かした形で、無理なく英語を身につける方法がわかる実践的な一冊となっている。

◆「仕事を通じて英語を身につける」4つの勉強法◆
【知識力】まず、知識を最大限に活用する
【語彙力】すき間時間で、「オリジナル単語帳」
【表現力】「イメトラ・サイトラ」で、イメージを英語にする
【文法力】仕事の中で、「試して磨く」
出版社からのコメント
定年まではサラリーマンエンジニア。定年後は職業通訳者。まさに、180度の転換です。
60歳という決して若くはない年齢で、どうしてそんなことが可能になったのでしょうか?

その答えが、本書の主題である「仕事を通じて英語を身につける」にあります。
私が英語を身につけることができたのは、仕事を通じてでした。
といっても、会社で英語を専門にしていたわけではありません。
自分の専門である自動車の技術やビジネスの現場を通じて英語が身についたのです。
サラリーマン時代には特に意識したことはなかったのですが、
実は仕事こそが英語を身につける最高の機会だったのです。

コミュニケーション力は、決して英語力だけで決まるものではありません。
それは、英語力と知識のかけ算です。
英語がいくら上手でも、中身の知識が乏しいとなかなか相手には伝わりません。
逆に、たとえ英語力が十分でなくとも、中身の知識があれば、質の高いコミュニケーションが取れるのです。
そして、仕事を持つ人の特筆すべきアドバンテージは、
英語コミュニケーション力の重要な一翼を担う知識が、すでに高いレベルで備わっているということです。
おまけに、仕事に関係があり、知識もある分野であれば、英語力自体を伸ばすのも、実は非常に楽なのです。
よく知っていることは、英語でも話しやすい。
自分の仕事のことは、本来いちばん英語で話しやすい話題なのです。
(「はじめに」より)