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知っていると役に立つ世間話 2014年18冊目

知っていると役に立つ世間話 ★★★★☆



アベノミクスとはなにか?」「TPPとは?」などについて平易に書かれていて、ちょっとした時間で読める。
もう殻にこもっていられない。ただただ取り残されてスタートが遅れてしまうだけだ。なんで政治家はそれがわからないのか!?
そんな気持ちにさせられる一冊だ。

意外だったのはシンガポールミャンマーの現状だ。
これを知れただけでも読んでよかったと思った。

この人の他の本も読んでみたい。



p.100

農林水産省予算の規模は、経済産業省予算の約七倍です。わずか六%の農業人口にこれだけの予算を投入しながら、依然として弱者として保護を続けなければいならないということ自体に、問題があります。TPPは、日本全体の利益を増大させ、同時に強い農業をつくる最大のチャンスかもしれません。

なにかといえば補助金を出し保護してきたが、農業にこれ以上足を引っ張られては駄目だ。
農業も世界を相手に商売をするべきだ。

TPPに参加できなければ関税がかからない国の電気製品や自動車などと熾烈な競争しなければならい。到底無理だろう。
だからTPPには絶対参加しなければならない。



内容紹介
女性ファッション誌「GLOW」で竹中平蔵さんが連載中の人気コラム「知っていると役に立つ世間話」が一冊の本になりました。「どうして増税しないとダメなの?」「TPPってナニ?」「復興予算がなぜ流用されるの?」など、他人に聞きづらい政治や経済のニュースを、竹中さんが大人女子のためにわかりやすく説明。時事ネタが理解できると評判です。話題のニュース32本に、新たなテーマと平松昭子さんの描き下ろし漫画を加えて一冊にまとめました。
内容(「BOOK」データベースより)
40代女性誌No.1「GLOW」で連載中のコラム、竹中平蔵さんの「知っていると役に立つ世間話」が一冊になった。「TPPって何?」「増税しないとダメ?」「復興予算ってなぜ流用されるの?」わかりやすい説明で、時事ネタが理解できる。
著者について
竹中 平蔵 (たけなか へいぞう) プロフィール
1951年、和歌山県生まれ。経済学博士。小泉内閣の経済財政政策担当大臣就任以降、金融担当大臣、郵政民営化担当大臣、総務大臣などを歴任。2006年、参議院議員を辞職し、政界を引退。現在、慶應義塾大学総合政策学部教授・グローバルセキュリティ研究所所長。公益社団法人日本経済研究センター特別顧問、アカデミーヒルズ理事長、株式会社パソナグループ取締役会長などを兼任。