あなたの英語勉強法がガラリと変わる 同時通訳者の頭の中 ★★★☆☆
「同時通訳者の頭の中」というタイトルだが、ほとんどは「イメージ力」と「レスポンス力」を鍛えるための勉強の仕方で構成されている。
それもディクテーション、シャードーイング、洋書を読む、辞書を読む、アウトプットするなどありきたりで読むほどではなかった。
p.42
「実際の英語は速くて聴き取れない」という人が誤解していること。
それは、英語は「速い」のではなく、「短い」のです。たとえばorange juice。
日本語読みにすると「オレンジジュース」。音にすると「オレンジジュース」、7つです。
でも英語では「オレ(ン)ジュー)」音は3つなのです。
日本語で発想して、7つの音全てを聞き取ろうとするから聴き取れないのです。
英語には、英語の音があります。日本語の音とは違うのです。
TOEICのpart5,6について
p.53
この穴埋め問題の文を読んだら正解が頭の中に浮かんで、その正解を選択肢の中から見つける、というくらいまでにあると英語力のレスポンススピードも格段に上がっているはずです。
あるある。
自分は選択肢先読みをせず問題を読んでから選択肢を見るんだけれど、空欄にたどり着いた時点で空欄に入る単語が浮かび、選択肢を見るとその単語を見つけたという経験がある。
たぶんTOEICの模試をたくさん解いているから、言い回しを覚えたんだろう。
p.114
中級者以上になってくるとリーディングの量の多寡が、その後の英語力を大きく左右してくるように思います。
「そうなんだ!」、と思ったけど当然か。
日本でも本を読めといわれる。
よく本を読んでいる人は、理論的思考・読解力に長け自然に適切な言葉を選んでいるように思う。なので英語力を高めるには英語の本を沢山読まなければいけない。
p.117
翻訳版がすぐ出版されるときは、まず日本語版を読んで内容を把握してから英語を読みます。
私は日ごろ英語に触れていますが、それでも英語の本を読むのは、日本語の本の何倍もエネルギーが必要です。
意外だった。
通訳のプロならスラスラ読めるものだと思っていた。
p.138
ビジネスパーソンにお勧めしたいのは、外国人スピーカーによる英語の講演会やセミナーへの参加です。
いいね。すごく興味がある。
そういう機会があることをどこで調べたらいいかわからないけど。
p.145
英会話レッスンは、教わる場ではない
「何を教えてもらうか」「何を勉強するか」はむしろ受講生が考えていくべきなのです。
これも納得。英会話にしろレアジョブにしろ講師の用意したレッスンを受けているだけでは、お金をどぶに捨てるようなものなのかもしれない。いつかレッスンを受ける機会があれば、こちら側が資料を作りそれを元にレッスンを進めてもらおうという考えになった。
p.188
KCCN FM100のインターネット経由でかけています。
パソコンのブラウザでliveを選択したら”Sorry, this content not available in your area"と出て再生できなかった。
自分流行通信 jhiblog: ネットで聞けるハワイのFM局 KCCN-FM100よるとエリア制限がかけられるようになってしまったとのこと。
残念。
内容紹介
NHKラジオ講座「入門ビジネス英語」の人気講師が教える、
ビジネスの現場で使える英語の学び方今度こそ! と思っている人、必読
英語を伸ばしたければ、
「ふたつの力」を鍛えなさい。
カリスマ同時通訳者の毎日の習慣には、英語学習のヒントが満載! 1%の努力を続けるだけでいいんです。
●同時通訳者に求められる「イメージ力」と「レスポンス力」
●イメージ力で、話者のことばの本質をつかまえる
●「パラフレーズ」はイメージ力強化に必須のトレーニング
●文法と語彙を勉強すると、レスポンス力がアップする
●「シャドーイング」でレスポンス力を鍛える
●英語初心者が絶対言ってはいけないふたつのフレーズ
●とりあえず封を切る、これが継続への道
●私が実践しているツイッター学習法
●単語帳はエクセルでつくる
●英字新聞・雑誌、読むならこれがお薦め