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交渉、ディベート、議論に弱いボクが、しゃべりの達人になってみた

交渉、ディベート、議論に弱いボクが、しゃべりの達人になってみた ★★☆☆☆


プレゼン本は何冊か読んできた。
この本も他と同じ内容。
「プレゼンの達人のような人でも、予行練習を何度もする」、「逃げないで経験を積まないと駄目」などなど。
ただ最前線でプレゼンや交渉をする社会人のインタビューがあり、積み上げてきたその人なりのノウハウが載っている点が他より優れているといえる。

p.4
そこで本書では、巷に溢れる「交渉、プレゼン、議論、対人コミュニケーション」にまつわる様々なテクニックの中から、超初心者(筆者)でも無理なく実践できそうなものだけをピックアップし紹介する。

本書の内容紹介。
要はおいしいとこ取りでなんら内容に新鮮味がないことが分かる。
プレゼン関連の本を初めて読む人には向いている。

自分を超初心者と述べているのが気になる。
タイトルには”しゃべりの達人になってみた”とあり、筆者はしゃべりの達人のはずだ。
タイトルと矛盾している。
このようにタイトルと中身が違うのは、趣旨のブレ、著者の自信の無さを表し大概駄目な本だ。
これだけ改善した、成功したといわずに、自分は超初心者ですと言う著者の本(プレゼンに置き換えても良い)を読んでみたいと思うだろうか。
謙遜だとしたらまさしく以下が当てはまる。

[Book]プレゼンテーション力を鍛えるトレーニングブック - How Many Books Do You Have?より

謙遜し、遠慮することによって、
正確な情報を相手に伝えようとしないことは、
過大に誇張して見せる行為と同じように、
いやそれ以上に不誠実な行為だと思えてならない

p.188
例えば20分のプレゼンなら突っ込まれるポイントが100個はある。その全てを想定し、ツッコミに対する反論を事前に用意できれば最高ですね。

どう考えても無理な点だったり、説明できな点っていうのはあると思う。
そこをどう切り抜けるか。
そこが知りたい。

p.189
プレゼンって9割は準備で決まると思います。経験が浅いうちは特にそう。

p.190
苦手ながらも積極的に人前に立ってしゃべってきた圧倒的な経験値と、その度に課題を見つけスキルをみがく努力が彼らの今につながっている。

もう人前でアガらないひと言トークの即効塾―朝礼・自己紹介・3分間スピーチ - How Many Books Do You Have?と同じ内容。


内容(「BOOK」データベースより)
巷に溢れる「交渉、プレゼン、議論、対人コミュニケーション」にまつわる様々なテクニックの中から、超初心者でも無理なく実践できそうなものだけをピックアップし紹介する。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
榎並/紀行
旅行ガイドブックの編集者を経て、フリーランスの編集・ライターに。R25、SUUMO、@niftyデイリーポータルZ、らくらくニッポン探訪などに寄稿中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)