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お金持ちになるためのバフェット入門

お金持ちになるためのバフェット入門 ★★★★☆

バフェットは永久保有が原則としているそうだが、どうやって利益を確定するのだろう。利益を確定して初めてプラスかマイナスか決まるわけだけど、永久保有だとそれがない。
それまでどうするのだろう。
分配金だけで多額になり、それを生活費と追加投資に回しているのだろうか。
また、生きている間は利益確定しないわけだけど、誰のために投資しているのだろう。

一般人には永久保有は無理な気がする。
生きている間に手に入れたお金を使ってこそだからだ。
ちょっとした贅沢をするため、車を買うため、家を買うために利益を確定すると思う。

文章は平易で大変分かりやすく、おおざっぱにバフェットの投資方法が分かった。
★4つ。

p.41
名言1 買うのは会社であって、株ではない
名言2 初めから売りを考えて買うような株は10分たりとも持ってはいけない
名言3 「ミスター・マーケット」は投資家のガイドではない
名言4 自分の「能力の輪」を理解していれば投資は成功する
名言5 株価がその会社の価値よりも安いと確信できれば利益を生むことが出来る
名言6 選びぬいた少ない銘柄に資金を投じる

どれも分かりやすい。

p.58
株式市場は、短期的には人気投票の場に他なりません。しかし、長期的には、会社の真の価値を計る計量器の役目を果たしてくれるのです

p.62
ただ残念なことに、私たちにはハイテクを評価する能力がありません。自分の「能力の輪」の中にめぼしいものがないからといって、むやみに輪を広げずに、じっくりまつつもりです。

最も重要なことは、自分の能力の輪をどれだけ大きくするかではなく、その輪の境界をどこまできちんと決められるかです。

p.73
バフェットは分散投資を否定しているわけではありません。「分散投資は無知に対する保護として役に立ちます」と話しています。

無知でなければ、より投資効果の高いものを選択するわな。

p.87
比較優位性がある事業コモディティ事業の違いを理解するために、喫茶店に行ったときのことを思い浮かべてみて下さい。あなたが喫茶店に入って、オレンジジュースを頼んだとします。あなたは、ある特定のブランドのオレンジジュースを注文するでしょうか。たいていは「オレンジジュースをください」と頼むのではないでしょうか。そうなると喫茶店の経営者にとっては、同じ品質のオレンジジュースならどのメーカーのものでもかまわず、しかも安ければ安いほどいいのです。みんながこう考えると、オレンジジュースは価格競争に陥ってしまいます。
一方、コカ・コーラはどうでしょうか。あなたは「コカ・コーラをください」と頼むのではないでしょうか。これが比較優位性のある事業です。消費者に選ばれる商品やサービスは、価格競争に巻き込まれる心配がないので、そのぶん利益を上げやすくなります。

アイデンティティ、独自性が大事だ。

p.143
ポートフォリオはどんなときに組み替えるの?
1 優れた銘柄を新しく見つけたとき
2 保有銘柄が基準に合わなくなったとき
3 あとから自分の間違いに気づいたとき

内容紹介
株の選び方からバリュー投資のイロハまで
日本一わかりやすいバフェットの解説本。
株で420億ドルの資産を築いたウォーレン・バフェットの投資法を図解でやさしく紹介します。本気で資産を増やしたい人にオススメです!

内容(「BOOK」データベースより)
株で420億ドルの資産を築いたウォーレン・バフェットの投資法を図解でやさしく紹介します。株の選び方からバリュー投資のイロハまで、日本一わかりやすいバフェットの解説本。