はじめての新TOEICテスト 完全攻略バイブル
TOEIC特化の本で、こういう時は９０％でこれが正解、こういう問題が６０％でるということが詳細に書かれている。
それらは著者の経験の豊富さから十分説得力がある。
英語自体が上達するかといえば疑問だが、それはこの本の趣旨とは違うから良しとしよう。
たが、所々に見られる著者の幼稚さが気に触る。
文末に（笑）をつけたり、”「まもなくリスニングテストを開始いたします。シールを切って、問題用紙を開いてお待ち下さい」というもので（覚えちゃった）”など。
分析もムダに細かすぎる。
part1の図に人間が１人いる割合、２人いる割合など載せたところで何になるのか？
単なる知識自慢で役に立たない。
また、１時３５分からの１０分間の休憩時間にトイレに行くべきと書いてあるが、実際は列が出来るほど混んでいるので現実的でない。
１時２０分までにトイレを済ませておいた方が良い。
初めてTOEIC想定のテストを一通りやってみたところ、著者のおおよその予想では自分は６００点台だと言うことが分かった。
得意不得意は無い感じだ。
やってみて分かったのは英語能力以外にTOEIC対策がとても重要だということだ。
part７に用意されている長文読解全３５問を解くのに、自分なりに早くやって３４分かかった。
それは６００点台の人のがカテゴライズされる読解速度で、８００点以上だと２８分で解かなくてはいけない。
いかに、全文を読まずに効率の良く解答を見つけるTIPSが大事かが分かった。
これは問題集をやって身につけるしかなさそうだ。
勉強しなくてはいけないと思ったのは、ボキャブラリー。
単語の意味が分からないとどうしようもない。
たとえばengaging。
動詞engageから連想して「従事している」とか「「没頭させている」と取った。
しかしengagingは”人を心で巻き込む”ことから派生して「おもしろい」、「魅力的な」という意味を持っていることを初めて知った。
またhonorという動詞には「名誉を与える」という意味しか知らなかったが、「約束したことをきちんと実行する」という意味もあるとのこと。
オンライン辞書honorの意味 - 英和辞典 Weblio辞書にはその訳が載っていない。
重箱の隅を突っつくテストだとは思わなかった。
しかたがないが、そういう問題は捨てるしかなさそうだ。
追記
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「なぜこの問題を間違えたのか」をきちんと理解することで、得点力が格段にアップします。
