使っていないキーを使えるキーに入れ替える X編

[DSL]　使っていないキーを使えるキーに入れ替える　X編

無変換って

viを使用中に右SHIFTキー下にあるファイルのアイコンが描かれたキーをミスタッチしてしまうと貼り付けが行われるようで、大変不便でいらいらさせられる。

「ファイル」キー以外にも、「半角/全角」キー、「無変換」キー、「前候補/変換」キー、「windows」キー、「カタカナ/ひらがな」キーが全く使われていない。

これらの使われていないキーをまとめて有用なキーに割り当ててみる。

まず、キーに割り当てられているキーコードをxevで調べる。

DSLでは既にインストールされていた。

xevを起動して、キーを押すと割り当てられているkeycodeと文字もしくは機能が表示される。

<%=image 0, '画像の説明'%>

結果は以下のようになった。

「ファイル」キー　　　　　135 	NoSymbol

「windows」キー　　　　　　134	NoSymbol

「半角/全角」キー　　　　　49	NoSymbol

「無変換」キー　　　　　　102	NoSymbol

「前候補/変換」キー　　　　100	NoSymbol

「カタカナ/ひらがな」キー　不明	不明

残念ながら「カタカナ/ひらがな」キーを押してもxevに反応は見られなかったので諦める。

これらのキーを自分の使いやすいように

「ファイル」キー　　　　135 	Shift_R

「windows」キー　　　　　134	Control_R

「半角/全角」キー　　　　49　　　　　Escape

「無変換」キー　　　　　102　　　　　Escape

「前候補/変換」キー　　　100	Escape

としてみる。

$HOME/.xinitrcを以下の行を加える。

#File Key

/usr/X11R6/bin/xmodmap -e 'keycode 135 = Shift_R'

/usr/X11R6/bin/xmodmap -e 'add Shift = Shift_R'

#Windows Key

/usr/X11R6/bin/xmodmap -e 'keycode 134 = Control_R'

/usr/X11R6/bin/xmodmap -e 'add Control = Control_R'

#Hanakaku/Zenkaku/Muhenkan/Zenkouho/Henkan

/usr/X11R6/bin/xmodmap -e 'keycode 49 = Escape'

/usr/X11R6/bin/xmodmap -e 'keycode 100 = Escape'

/usr/X11R6/bin/xmodmap -e 'keycode 102 = Escape'

最後に入れ替えられているかxevで確認する。

補足：現在testingにxkeycapsというxmodmapのGUIフロントエンドがダウンロードできる状態にある。

しかしjp106という配列のキーボードはなかったので実質使えなかった。

<%=image 1, '画像の説明'%>

参考：X Window Systemで［Ctrl］と［Caps Lock］キーを入れ替えるには

参考：［Windows］キーでGNOMEのメインメニューを開くには

参考：Topic: Right Alt Key, Alt_R not Mode_switch

参考：xmodmapのman

[DSL]　CapsをCtrlに入れ替える　コンソール編

Caps LockをCtrlに

で出来なかったkmapの入れ替えだがうまくいった。

DSLの場合keymapのありかはredhat系の/usr/lib/kbd/keymaps/i386/qwerty/ではなく、/usr/share/keymaps/i386/qwerty/にある。

cp /usr/share/keymaps/i386/qwerty/jp106.kmap.gz /tmp

cd /tmp

gzip -d jp106.kmap.gz

viを起動してjp106.kmapを編集する。

今回はCaps Lockは今まで一回も使ったことがないので、

Ctrlキー（コントロールキー）にしてしまった。

keycode 58 = Caps_Lock

↓

keycode 58 = Control 

に変更した。

あとは圧縮して元に戻す。

gzip jp106.kmap

mv jp106.kmap.gz /usr/share/keymaps/i386/qwerty/

[スポーツ]　５ｋｍ

二の腕に張り

二の腕にハリが合ったので水泳は休止。

スライド35分　５ｋｍ