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オリバー・ツイスト Oliver Twist (ラダーシリーズ Level 4) 2016年28冊目

オリバー・ツイスト Oliver Twist (ラダーシリーズ Level 4) ★★★★★


悪い大人に良いように使われどこまでも堕ちていく…と思っていたので、ラストはとてもほっとした。


捨てる神あれば拾う神あり


気づいたことが3つ。

1.人生はどの家庭に生まれたかで決まる

貧窮院で生まれたOliver Twistには困難が待っていた。
坂道を転がるように闇に飲まれていく。
しかし、Oliver Twistは裕福な紳士の姪の子供だと分かり貧乏から抜け出せた。


2.著者自身の見方なのか、それともただ世相を反映させたのかわからないが、

善い人は裕福、悪い人は貧乏。
スリの親玉のファギンはユダヤ人。

というわかりやすいレッテル貼りで構成されている。


3.Mr. Brownlowがちゃんと姪(Oliverの母)を捜索していれば良かったのでは?




読む速度は153wpmだった。

p.12

The board paid five pounds to get rid of Oliver Twist.

!?

Sowerburyが孤児院に払うのかと思っていた。

孤児院が葬儀屋のSowerburyに5パウンドを払うのか。
食事代が省けるという理由だろうか。



やさしい英語で書かれた、多読に最適なラダーシリーズ Level 4(使用語彙 2000語)

Oliver Twist (Charles Dickens)
【総単語数 12,990語】

孤児院に生を受けた純粋無垢な少年オリバーは、社会から否応なく問題児の烙印を押される。抑圧と空腹に耐えながら労働を続ける日々に、やがて9歳となったオリバーは脱出を決意し、大都会ロンドンをめざす。イギリスが誇る文豪チャールズ・ディケンズの代表作。

本書には日本語による登場人物紹介・用語解説が含まれています。

【ラダーシリーズとは】

使用する単語を限定して、やさしい英語で書き改められた、多読・速読に最適な英文リーダーです。巻末にワードリストが付属しているため、辞書なしでどこでも読書が楽しめます。また多くのラダーシリーズに日本語による補助的な解説も含まれています(登場人物の紹介や時代背景など書籍によって解説内容が異なります)。

使用語彙について
レベル1: 中学校で学習する単語 約1000語
レベル2: レベル1の単語+使用頻度の高い単語 約300語
レベル3: レベル1の単語+使用頻度の高い単語 約600語
レベル4: レベル1の単語+使用頻度の高い単語 約1000語
レベル5: 語彙制限なし