はじめて講師を頼まれたら読む本 ★★★★☆
この本に著者の性格がよく滲みでていると思う。まったく嫌味がなく、持っているノウハウを包み隠さず提示していて誠意を感じた。
著書の印税をすべてPR費に回す、マネージャーを雇う、本を名刺として配るなど、とてもいい手法だと思う。自分への投資をとても良く理解している。
年間300回、年間1億円ものオファーに応える人気講師ならではの、豊富なノウハウ、斬新なアイデアがつまった1冊です。
◎「60分話す」のではなく、「5分ネタを12本話す」と考え、5分ネタを磨きあげる
◎成功体験は、「誰にでもできるスキル」に落とし込んで話せば、自慢話にならない
◎最初の3分は勝負ドコロ。「ツカミ」のネタは、必ず台本にしてブラッシュアップする
◎余韻が残る講演は、シメの話がうまいもの。3分くらいのシメトークを必ず用意する
◎講演にメリハリをつけたいときは、「クイズ形式」にして、聞き手に質問する
◎「どこを見て話していいかわからない」時は一生懸命聞いている「うなずきくん」を探す