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99%の会社はいらない 2016年35冊目

99%の会社はいらない ★★★★☆


世の中には「忙しい、忙しい」と言っている人は意外と多い。だが僕も仕事をしている量で言えば、「忙しい」と口にしている人たちと同じか、それ以上だ。にもかかわらず、「そんなにたくさん仕事をしていない」と感じる。なぜなら僕は「自分の時間」で忙しい、だから楽しい忙しさなのだ。しかし世の中の人は「他人の時間」で忙しい。忙しくて不幸だと感じてしまう。その元凶の一つが、「会社」という仕組みだ。会社に属することは「他人の時間」に縛られることでしかない。本書は会社に代わる組織のカタチと、新しい働き方を記したものである。

内容は今までのホリエモンの著書と同じ。
後半はホリエモンの塾の宣伝。


それでもホリエモンからは目が離せない。


寿司職人になるのに「飯炊き3年握り8年は時代遅れ」という発想はなかなか出てこない。

もし自分が寿司職人になりたかったら何の疑問も持たずに辛い修行が寿司職人になるのに必須なんだと思っていただろう。

それが当たり前だと思って何も疑問に思ってこなかったからだ。


定期的にホリエモンのキレるような鋭い思考に触れていないと、時代遅れの固定観念に絡め取られてしまう。


p.126

下手に頭を使って考えて動けなくなるよりも、とりあえずはじめて続けたほうが結果はついてくる。

耳が痛い。

もう「忙しい」を口癖にするのはやめよう。
「自分の時間」を生きるためには、会社に属さなければいい。

体調が悪くても会社に出ている、メールで済むことをわざわざ電話する、
毎週の会議がただただ常態化している、社内の派閥争いで足の引っ張り合いをする……
日本の会社にはいくつものムダがあると感じませんか?
その上、毎日残業、有給もなく、会社に言われるがまま仕事をして「忙しい」と感じる毎日。

そんな「苦しい忙しさ」を「楽しい忙しさ」に変えるためのヒントは、会社に縛られないこと。
「自分の時間」を生きることで幸せになる、ホリエモン的生き方・働き方とは?

【目次】
第1章 日本の会社はおかしいと思わないか?
第2章 仕事のない時代がやってくる
第3章 だから「遊び」を仕事にすればいい
第4章 会社ではない新しい組織のカタチ
第5章 会社に属しているあなたへ