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探偵はBARにいる

探偵はBARにいる ★★★☆☆→★★★★☆(2周目)

ハードボイルドということだが、大泉にはその役は無理だったようだ。
渋さが無くコミカルな感じだけが出ている。
昔は「刑事貴族」、「あぶない刑事」、「探偵物語」等があった。
どれもコミカルだがハードボイルドだ。
今はハードボイルドを演じられる人はいるのかなぁ。
パッと頭に浮かばない。


役では清輪コーポレーション加藤が異彩をはなっていて、大泉よりも印象が残った。長い前髪、汚い肌、トラボルタのようなゲスい笑い方、ガムを噛むくちゃくちゃ音、曲がった口。

役者が知りたくてwikipediaを見たら、高嶋政伸が演じているとのこと。
信じられなくて見直してみたら確かに「姉さん、大変です」の人だった。



あの爽やかな演技から、この外道の演技。
言われないと分からない役作りに感心した。



残念だったのは、最後沙織が拳銃を発砲するんだけど10数発リロードなしに撃っているところ(追記 あり得るようだ)。

また自殺時、血しぶきがほとんど出ないところ。
大泉が殴られて血が出てた気がするから、血がNGの映画じゃないんだろう。

出演: 大泉 洋, 松田龍平, 小雪, 西田敏行
監督: 橋本 一
内容(「キネマ旬報社」データベースより)
東直己のススキノ探偵シリーズを大泉洋主演で映画化。ススキノのBARを根城にする探偵の下に、ある夜「コンドウキョウコ」と名乗る女から奇妙な依頼が舞い込む。依頼を引き受けた探偵は直後に命を狙われ…。共演は松田龍平、小雪ほか。通常版。