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英単語 語源ネットワーク

英単語 語源ネットワーク ★★☆☆☆

ボキャブラリーを増やすために単語集を読んでいると、同じ意味を持つ単語をよく見るし、con-で始まる単語をよく見る。
段々わけが分からなくなってきた。

こうなったら単語を分解して、各パーツの語源を知る必要があるのでは考え調べた。
語源で覚える英単語(改訂版)を読むと、語源を知るのはやはり必須のようだ。


この本はしょうがないのかもしれないがこじつけが多く、ボキャブラリーを増やすには語源ではなく結局今まで通りの丸暗記しかないのではないかと思わされた。

例を挙げる。

p.192
tendは「伸ばす(stretch)」を表し、ex-(外に)のついたextendで外に伸ばすことから「引き延ばす」、「延期する」を意味します。dis-(離れて)がつくとdistendとなり、離れていくことから「膨張する」の意味です。pre-(前に)のついたpretendは前もって伸ばすの意から「ふりをする」となりますが、似た意味のpor-(前に)のついたportendでは前方に向かって伸ばすことから「前兆となる」を意味します。

ここらへんは、理解できる。

p.192
super-(上に)がついたsuperintendは「監督する」の意味が派生します。con-(完全に)がついたcontendは完全に伸ばすことから「競う」、「争う」を意味します。

「上に伸ばす」で「監督する」、「完全に伸ばす」で「競う」?
もしかしたらネイティブなら当たり前の如く理解できる感覚なのかもしれないが、自分にはここまでくると理解の範疇を超えていてる。語源を知っていても訳を導くことは不可能だ
こじつけないとどうにもならないというのも何となく理解できる。
ここら辺が限界で、むしろこの本は頑張って説明しようとしているのかもしれない。


内容紹介
発売日: 2010/5/25
英語上級者に「どうやって単語を覚えたのですか?」と聞くと、異口同音に出てくるのが語源。「英語圏の学生も使う王道」が語源です。丸暗記には限界がありますが、英語の歴史に潜むドラマを知り、そこからネットワーク的に語彙を増やしていく方法、語根と接頭辞の組み合わせで意味を推測する方法なら、忘れにくく且つ未知語への応用が利きます。100万語もあるといわれる英単語。しかし本書を読めば、英単語のしくみのシンプルさと論理性、そしてその覚えやすさに納得するはずです。
●単語はどのように作られるのか
ギリシャ語、ラテン語、ゲルマン語にさかのぼる英語の歴史。ゲルマン民族大移動、ヴァイキング襲来、ノルマン・コンクエスト百年戦争ルネッサンスによる古典回帰などの歴史上の大きな出来事を振り返りながら、英語の歴史を概観します。