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TOEIC TEST英文法出るとこだけ!―出題パターンを見抜く鉄則32

TOEIC TEST英文法出るとこだけ!―出題パターンを見抜く鉄則32 ★★★★★


とても簡潔にまとめられていて分かりやすい。
英文法はこれだけでいいだろう。
簡単に点数アップが望める。

p.16
名詞が二つ並ぶとき、前の名詞は複数形でなくなる
shoes store -> shoe store
a three minutes speech -> a three minute speech
例外:news、economicsのように、語尾にsがあても単数扱いの名詞は、後ろに名詞が続いてもsはなくならない。
a mathematic teacher -> a mathematics teacher
our headquarter building -> our headquarters building

p.55
Because the diesease, which had first appeared in Hong Kong, had spread to other parts of the region, the government recommended that people avoid traveling there.

香港で最初に発生した病気は、その地方の他の地域にも広がったので、政府はそこへ旅行することを控えるように勧告した

Because the diseaseの後のカンマを区の切れ目だと思ってしまうと、because ofにしなければならないと勘違いしてしまうが、これは挿入を導くカンマである。二つ目のカンマの後に動詞had spreadが来て主語とつながり節となっているので、becauseは正しい。

テストは時間との勝負だから、”because the disease,”と見たとたんに直ぐそこが誤りだとしてしまう。
カンマがあったら、その後もちゃんと読まないと。

p.80
It has been determined that the accident was caused by the improperly and exteremely poor maintenance of the machine.

improperly -> improper

事故の原因は、機械の不適切で非常に悪いメンテナンスにあると断定された。

imporperlyはextremelyと並んでいて問題なさそうだが、improperlyもpoorを修飾しているとすると「不適切に悪い」となり意味を成さない。したがって、poorと並んでmaintenanceを修飾する形容詞にする。接続詞の直後の言葉だけで判断してはいけない。

これも引っかかりそう。

p.105
The new process develped by Mr. Goldman is surely more efficent than the conventional method, but the product's quality is a same as before.

a -> the

ゴールドマン氏が開発した新工程は確かに従来のやり方より効率はいいが、製品の品質は以前と変わらない。

解説
sameは、「同一」という限定された意味を表すので、不特定なものに付くaではなく、theが付く。

p.113
whichの所有格もwhose
whoseは先行詞がものでも使えることを忘れている人は多いので注意しましょう。
During the tour I saw an old church whose roof seemed to have been ripped away in a storm.

その旅行中に、屋根が嵐で吹き飛ばされてらしい古い教会をみた。

人のための所有格のような違和感がある。

p.113
thatが使えないと時がある

1.カンマの後
NG Todd bought the fist house he was shown, that was built in 1897.
OK Todd bought the fist house he was shown, which was built in 1897.

2.前置の後
NG I know the man about that you were talking.
OK i know the man about whom you were talking.

確かに今まで見たことがない。

p.115
whichとwhereの判別

A city official announced that the city will build a shelter where can accommodate 300 people a day.

市当局は、1日当たり300人が宿泊できる収容施設を市が建設すると発表した

where -> whichもしくはtaht

whereは関係副詞であり、副詞の働きをするので主語になることはない。can accommodateに対する主語が必要なので、名詞の働きをする関係代名詞whichかtahtにしなければならない。

関係副詞とは前置詞+関係代名詞

This is the supply room. You can find paper in the room.
This is the supply room in which you can find paper.
This is the supply room whrer you can find paper.

whereはこのように、名詞にinが付いているものと同じなので、主語にはならないのである。

p.145
Most of the support the politician has enjoyed ( ) from labor unions in the shipping industry.

A has been
B are
C has
D will be

解説
選択肢から動詞の形を問う問題だと分かる。主語はMost of support。supportが単数なのでAとDが残る。Cは目的語がないので外れる。過去の一時点から現在までを表す現在完了と一緒に使うのに未来形は不適切。したがってAを選ぶ。

その政治家が享受している支持のほとんどは、海運業界の労働組合からのものだ。

単数か複数かは、そこを見ればいいのか。
「支持のたいていは」と訳すと、複数形で受けなければいけないと思ってしまった。

p.146
Customers were disappointed to see a rather limited variety of commodities in the departments store, which had just been renovated.

departments -> department

解説
形容詞として使われる名詞は単数形
名詞storeを修飾して形容詞の働きをしているので、単数形にしなければならない。冠詞aはcommoditiesにではなくvarietyに付いているので正しい。


客たちは、改装したばかりのデパートの商品の種類がかなり限られているの見て失望した。

著者からのコメント
短期で得点をあげたい方に。
著者の小石です。
TOEIC対策講座で教えていると、不必要な部分にもエネルギーと時間をかけてしまい、労力の割りには得点が伸びない、という人に数多く出会います。

そういった方々には、とりあえず例外は無視して、ベーシックな出題ポイントを押さえていけば、頭にも入りやすいし、すぐにパターンを見抜けるので、問題をすばやく解けるようになると指導しています。
授業のためには、必要な出題ポイントだけを自分でまとめ、プリントのようなものを用意していますが、それを5日間で学習できるように再構成したのが本書です。

まずは、出題パターンを習得して、それから単語を増やしつつ例外的な問題にも手を広げていけば、確実に得点は上がります。効率的なスコアアップ対策の手始めに、ぜひ本書を活用してください。
出版社からのコメント
文法問題の解き方が分かる!
書は、短期間でスコアを上げたい方、文法が苦手という方が「本当に必要なところだけを学べる」本です。著者が長年、TOEIC対策の授業で改良を重ね、成果を上げてきた解法テクニックを「32の鉄則」に集約。文法問題を得点源にし、スコア100点アップを実現させます。

◎本書の構成
[1st Day ~ 5th Day]
5日間でTOEIC(R)TESTに頻出する文法項目を1日2つ、出題頻度順に学習します

[Practice Test]
各項目の仕上げに、本番と同じ形式の問題を10問解きます

[総仕上げと英文法模擬テスト]
5日間の復習と試験本番に向けた実践練習をします

◎「鉄則」って何?
このコーナーを読んでくださった皆さんに、ここで「鉄則」をひとつご紹介させていただきます。

[鉄則23]thanの前には比較級がひとつだけ必要
たとえば、Part VI(間違い探し問題)で、more easier thanに下線が引かれていたら、これは×。easier自体が比較級の形なので、moreを付ける必要はありません。このように、試験ですぐに使える32のテクニックが、本書には収録されています。本書でぜひ、「鉄則」の効果を体験してみてください。