『君のスキルはお金になる』を読んだ。
- 作者: 千田琢哉
- 出版社/メーカー: PHP研究所
- 発売日: 2017/03/22
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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「夏でもネクタイをきちんとしていけば礼儀正しい人だと思われる」って本当かな?
ネクタイをすれば礼儀正しいというのは礼儀正しさの本質を抜きにした固定観念で、前時代的に感じる。
「こんな暑いのにバカじゃないの?」と思われるか、「(ネクタイをしているかしてないかには気にかけず)君は我が社にどんな利益をもたらすの?」と思われるのでは?
また1週間に1冊読むのがせいぜいの自分には、p.48「大学時代に1万冊読んだ」ということだが引っかかった。
10000冊/(365日x4年)=6.8
1日6.8冊も読んだの!?
たとえ2年留年したとしても1日4.5冊。
速読って羨ましい。
成功している人と、そうでない人の差はたった一つの気づきしかない。それは、当たり前のように持っている今ある自分のスキルに気づき、それをお金に換えるという行動を起こしたこと。しかも多くの場合、そのお金になるスキルは、自分では長所とは思っていないこと、もっというと、「こんなこと、当たり前に誰でもできるでしょ」と思っていることが圧倒的に多い。たとえば「遅刻をしない習慣」や「ネクタイをきちんと結ぶ」ということだって、立派なスキルになると著者はいう。毎日職場に行き、名刺を持ち、仕事をこなしている人には、誰にでもそんなスキルがあるはずだ。今、まだ気づいていない自分のスキル。それに気づき、お金に換えるヒントが満載の人生を変える一冊。