なんでも英語で言えちゃう本 ★★★★★
「話せるようになる」ことに特化した本。
的を射ていると思う。
p.50
S + V + それ以外 ということを意識するだけ。
ほんとそれ。とにかくS+Vで始めること。
「1999年に、私を旅行した。」と言おうとして、
1999, I traveled.
と前置詞inを忘れることがよくあったので、とにかくS+Vで始めるように意識した。
I traveled in 1999.
話すを目的としたときの、いらないアドバイス
p.95
1単語量を増やしなさい
2単語帳を作りなさい
3辞書機能を駆使しなさい
4フレーズ本を暗記しなさい
5文法をマスターしなさい
6映画を字幕無しで見なさい
7英語は英語で考えなさい
1、2、5はこの本の趣旨からしてそう。ニュアンスを捨てて本質だけを伝えることにすれば、語彙は今のままで行ける。
4はそのとおりだ。能動的に文章を作り出すという思考の経験の積み重ねが、英語を話せるようになる近道だと思う。それにフレーズは無限。
6はそのとおりだ。TOEICでリスニング満点とれても英語を字幕無しでなんて到底無理。
7はそのとおりだ。この本の趣旨の通り、まず日本語を簡単な日本語にほぐす必要がある。
p.105
入ってきた英語がそのまま脳内で映像になる感じです。話す時も同じように、映像の中で主語と動詞をピックアップして文章にしています。
かなり長い間、私は伝えたい事を「日本語で一度咀嚼して」それを英語に変換していました。それが、ある一定の時期を過ぎると、勝手に映像に変換されるようになったのです。
こうなってからは、むしろ人が話している英語を日本語に変換することに時間がかかるようになりました。
映像なんだ。
じゃあ写真描写とかの訓練は役に立ちそう。
単語力も、フレーズ集も、もういらない!
たった「3語」を意識するだけ!
「そんなの、常識だよ」
「彼、すごい“これみよがし"! 」
英語でこう言いたいとき、あなたならどうするでしょう?英会話に苦手意識を持っている人のなかには、
単語がわからなかったり、日本語で言いたいことを英語に翻訳できなくて、
会話が止まってしまうという人が多いでしょう。言いたいことを伝えるのに必要なのは、単語力ではなくある「考え方」です。
本書では、スピーキングの力が劇的に上がるメソッドと
誰でも使える3つのステップを、やさしく解説します。会議から日常会話まで、事例も豊富に掲載し、
仕事で必要にせまられている会社員から、海外旅行で英語を使いこなしたい、
海外から来た友人と英語で話したいという方まで、
単語力には頼らない、「伝わる英語」の方法論を教えます。
もくじ
■はじめに――英語がペラペラな人たちだけが知っている秘密
■第1章 だからあなたは話せない
■第2章 すべてのペラペラ人が、なんとなく知っている事実
■第3章 英会話は、“3語"でできる!
■第4章 3語で解決するための、3ステップ
■第5章 実践 なんでも英語で言っちゃおう
■「おわりに」に代えて――本当は、英語力は問題じゃない