ケリー伊藤の「英語もうちょっとでこんなに話せる」 ★★★★☆
日本人が作文しそうな文を提示してからのシンプル英語。
確かに日常で使う英語単語はシンプルだ。
p.78
haveの基本概念はto be withです。
お招きありがとうございました
「招いた」ということは、そのパーティの主催者が「私」をto be withの状態にしてくれた、と考えられるので、haveを使います。Thank you for having me.
この感覚は出てこない。
p.107
ひとつお取りください
Take one.
パンフレットにかぎらず、何についても「ひとつ選びとってください」という時に使えます。"Please help yourself to~"(ご自由に)は食べ物・飲み物の時に言う
Please help yourself to と行ってしまいそう。
p.138
「ほかに今日、誰が欠席ですか?」と先生がクラスで聞いた
「欠席」というとすぐに"be absent from~"を思い浮かべる方が多いと思いますが、実際の会話では、アメリカでは、ほとんど使いません。
「欠席」はその場に「いない」ということで、goをgoneと形容詞的に使います。
"Who else is gone today?" The teacher asked the class.
goneだと行ってしまって帰ってこないイメージがあるんだけどなぁ。
p.162
8時までに渋谷につけるかな?
この場合もmakeを用いると、ただ「着く」というよりも「なんとか着ける」という感じが表せます。
「~に着ける」という感じはarriveでなくmakeで表す
Do you think we'll make Shibuya by eight?
TOEICに出てくるmake itかな。
渋谷を作るじゃないのか。
多分文脈依存で作るになったり間に合うになるんだろう。
p.162
またmakeは場所だけでなく、あるpositionと一緒に用いると、そういう位置にいるようになるという感じが出ます。
I'm sure he will make the Olympic team.
「彼ならオリンピック代表になるよ」I'm sorry I can't make the party tonight.
「残念だけど今夜のパーティーには行けないんだよ」
不思議。
日本人は英語を話すとき難しく考えてしまいがち。でもやさしく短くシンプルに、がコミュニケーションの基本です。簡潔で、しかも相手に失礼のない英語を話すためのノウハウノート。