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ネイティブが教える ほんとうの英語の冠詞の使い方 2014年26冊目 

ネイティブが教える ほんとうの英語の冠詞の使い方 ★★★☆☆



書いてあることはマーク・ピーターセンの著書と全く同じ。
解説だけではなく確認問題もある点が異なる。


theが使われるケースが44も提示されている。
そのうえ、その44ケースには例外もあると言われて意気消沈するしかない。

ピーキング時に、”これはケース32に該当するからtheが適当だな”なんていう思考時間はないから、結局は冠詞と単語をセットにして暗記するしかないかもしれない。


結論から言うと、冠詞については数冊読んできたがこの本を読んでもすっきりしなかった。
1〜4章を読んだ後でも、5章、6章の問題でまだ間違えて理解できていないことを証明している。



日本人の英語 - How Many Books Do You Have?
続日本人の英語 その1 - How Many Books Do You Have?
マーク・ピーターセン英語塾 - How Many Books Do You Have?



p.142

観光客が見知らぬ人に尋ねるシチュエーション

観光客:Hello. We're looking for (_____) museum.
見知らぬ人:Is that (____) museum with the Picasso exhibition?
観光客:I think it's somewhere near (_____) big park.

a /an /the /無冠詞

正解
the /the/a

常識的に、観光客は目当ての美術館の言を聞いているから、aだと”どれでもいいから一つの美術館”になってしまうのでaは駄目だ。
しかし、お互いに思い描いている美術館が同じかなんて分からないからtheでもないのでは?

たくさんあるだろう公園のなかで大きな公園のどれか1つだからaか。
でも、小さい公園や中程度の公園ではなく、大きな公園というニュアンスならtheが入るのでは?ただし、お互い同じ公園を思い描いているとは分からないから違うか?
どうして一意にaに決まってしまっているんだろう?



内容紹介
以下の3つの文を「冠詞のニュアンスを出して」日本語に訳してみてください。
1. John has a cat.
2. John has the cat.
3. John has cat.
1 がもっとも一般的な文で、「ジョンはネコを飼っている」です。2は「ジョンはネコのほうを持っている」、3は「ジョンはネコ肉を持っている(?!!)」です(なぜこのような訳になるのかは、本書の068ページをご覧ください)。
冠詞の使い方を知るには、冠詞本来の意味を知ることが大切です。では、どうすれば冠詞の意味がわかるようになるでしょうか?冠詞の使い方をルール化すれば、100 近いルールになるといわれ、例外も山ほどあります。そんなルールをすべて暗記するのは、至難の業です。
この本では「冠詞のルール」を紹介しながらも、それを感覚的に理解してもらうために「山ほどの例文(! )とネイティブの解釈」をセットにして紹介していきます。さまざまな例文と、ふだん目にする「自然な日本語」では訳されていない「ネイティブが感じとる冠詞本来の意味合い」を繰り返し読むことで、「ほんとうの冠詞の使い方」を身につけてください!