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イキガミ

イキガミ ★★★☆☆


ギターを持ってTVで歌う田辺翼の演技が良かった。
しかしその上を行ったのが、さくらに角膜を提供する兄貴の演技。
「俺お前に嘘をついてたわ。おれ、大してイケメンじゃないんだ、悪かったな。」
ここの演技は本当に良かった。
ネタばらししてしまうのか!という予想も裏切ってきたので1番印象に残った。
また最後に劇団ひとりが見せる笑顔からの表情の変化は、恐ろしいと思わせる程素晴らしいものだった。

説明されてなかったと思うんだが、分からなかったところが2つ。
1つは、1000人に1人の確率でカプセルが埋め込まれ本人も分からないのに、イキガミを渡すためにどうやってカプセルが埋め込まれた人を特定するのだろうか?
もう1つは、ナオキの母親は思想家として牢獄に入れられた後、何故真逆の考え方をするようになったのか?ベッドに縛り付けられていたから、脳にチップでも埋め込まれたのか?

上司「君の思いは、胸のうちに秘めておきなさい。時がくるまで。」
藤本「時がくるまで?」

続編狙ってる?

出演: 松田翔太, 塚本高史, 成海璃子, 山田孝之, 柄本明
監督: 瀧本智行
内容(「キネマ旬報社」データベースより)
間瀬元朗の同名コミックを、松田翔太主演で映画化したヒューマンドラマ。1/1000の確率で選ばれた若者の命を強制的に奪う“国家繁栄維持法”が施行された世界を舞台に、死亡予告証“イキガミ”を受け取った3人の若者を巡る最期の24時間を描く。