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相棒シリーズ 鑑識・米沢守の事件簿

相棒シリーズ 鑑識・米沢守の事件簿 ★★★☆☆

この映画はテロ、大量殺人などの大風呂敷を広げず、こぢんまりした内容だったため成立していたと思う。
気軽に楽しめた。
しかしそのせいでテレビの2時間ドラマで良かったのでは、とも思った。

片桐はいり伊武雅刀はやっぱり演技が上手い!
伊武雅刀は怪優の域だと思う。

気になった点を幾つか。
まず、人物設定に難があった。
米沢さんは、よりマニアックでオタクさを強調してほしかったし、
相棒役の相原(萩原)が熱血というより馬鹿というアニメのような設定がいただけなかった。

次に、脚本としての難。
違法行為によって入手した証拠は証拠能力は無いんじゃないかという点。
また、ノートの一部を切り取って遺書にしているのだが、ノートが見つからない時点で自殺か疑わしいし、遺書を書くためにノートの一枚を使わずにわざわざ一部を切り取るという点もおかしい。

内容紹介
2008年上半期ナンバー1ヒット「相棒-劇場版-」に続いて誕生した、
「相棒」シリーズ 史上初のスピンオフムービー

これは私の事件〈ヤマ〉なんです

不気味な連続殺人事件と東京ビッグシティマラソンでの無差別爆破テロ、さらには政府の犯した罪が暴かれてセンセーショナルなニュースとなった一連の“あの事件”。
特命係の杉下右京(水谷 豊)と亀山薫(寺脇康文)が真相究明に奔走する影で、鑑識課・米沢守(六角精児)は個人的な“驚愕の事実”を発見していた!

爆破テロ犯を追う顔認証システムで、薫の妻・美和子(鈴木砂羽)や右京の元妻・たまき(益戸育江)らが参加していたマラソンの映像をサーチしていた米沢は、そこに元妻・知子(紺野まひる)の姿を見つけ、驚愕する。彼女は数年前、離婚届を残して米沢の前から姿を消していたのだ。

翌日、知子の死体が発見されるが、実は彼女は妻とは同名の別人。ほっとする米沢だったが、証拠不十分なままの早すぎる自殺の結論に疑問を持った彼は、同じく異を唱える彼女の元夫で所轄の刑事・相原(萩原聖人)とともに、極秘の捜査を開始した。

【映像特典 約157分】
メイキング
インタビュー(六角精児、萩原聖人市川染五郎紺野まひる片桐はいり伊武雅刀鈴木砂羽益戸育江、川原和久、大谷亮介、山中崇史、山西惇、神保悟志寺脇康文水谷豊)