転倒・滑落しない歩行技術
何も知識を得ていない状態の自分が読んでも、自然にそうしているでしょうという歩行技術だった。
いや、技術と言うほどのものでもないと言って良い。
逆に、それ以外の方法で歩いている人がいるのかと疑問だ。
また、p.56まで転滑落実例でげんなり。
これは転滑落例の本だったかと思った。
タイトルは歩行技術なのだから、序盤に転滑落実例を５６ページも展開するのではなく、歩行技術を提示してそれが役だったであろう実例を提示する構成の方が良いと思う。
p.89
張り出した木の根は基本的にまたいで越え、上には乗らないと決めておくのが安全です。
滑るのは自明。
内容紹介
遭難多発の時代、どういう知識や技術を身につければ遭難せずにすむかは、 登山愛好者にとって関心の高い問題です。
本書は遭難原因の第一番である「転倒・滑落」を防ぐという観点を 強く打ち出して構成した本です。
どうすれば転倒や滑落から身を守れるのか。登山愛好家必読の書です。
