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女子高生ちえの社長日記―これが、カイシャ!?

女子高生ちえの社長日記―これが、カイシャ!? ★★★★☆

ストーリー仕立てで取っつきやすく、ざっくり会社について理解できることが出来た。
入門書にふさわしい。
★4つ。

p.226
「ちえさん、会社のいろんな職場の人に会ったと思うけど、どんなことが印象に残ったかな?」
「そうですね。いろいろあるけれど、どんな職場でも共通していたのが、会った人たちの仕事の大切さをちえが理解してあげると、とっても喜んでいたことでしょうか。ちょっとびっくりするほどでした」
「そうだと思うね。だれでも仕事をしている人は、『自分の仕事がどんなふうにして人のために役立っているのか、そしてそれを認めてもらえているか』を、一番気にしているんだ」

これは、知的障害者を雇用して会社を運営し続けているチョーク製造会社の社長の本、働く幸せ~仕事でいちばん大切なこと~ - How Many Books Do You Have?で読んだ内容と同じだ。

導師は人間の究極の幸せは、
人に愛されること、
人にほめられること、
人の役に立つこと、
人から必要とされること、
の4つと言われました。
働くことによって愛以外の幸せは得られるのだ。
私はその愛までも得られると思う。

(大山泰弘)

内容(「BOOK」データベースより)
17歳の女子高生が、父親の急死で、突然社長に―。主人公ちえにとっては、知らないことばかり、「これが、カイシャ!?」と、つぶやく「発見」の毎日…。楽しめながら、ためになる会社がわかる、人間関係もわかる「ケーススタディ」ビジネス・ノベルス。