1分間で自分を出しきる自己紹介の方法―面接・面談・オフビジネスで使える88の実例 もう初対面もこわくない!
★★★☆☆
面接マニュアルにある、「体力には自信があります」、「元気だけは誰にも負けません」などは面接官にとっては食傷気味であり、没個性の象徴のようなものだそうだ。そこを逆手にとって、他との差異を披露し自分をアピールすることが大切だというのは納得できた。
後は自己プレゼンの文章術 - How Many Books Do You Have?で読んだ通り、自分の経験、感想、主張を必ずいれることが大事とのこと。
p.50
- 初対面の印象は挨拶の仕方で決まると思え
- 挨拶は先手必勝。必ず相手より先にしろ
- 相手にハッキリ聞き取れる言葉使いを心がけろ
- 必ず相手の目線を見て挨拶をしろ
挨拶は先手必勝はいい手だ。
p.53
- 名前は顔と同じくらい大切な売り込みメディアと心得よ
- 名前を言うときは、必ず一言解説を付け加えろ
- 自分のモットーなどにつなげて、相手にプラスイメージを植え付けろ
p.57
- 出身地は自分の人柄を印象づける絶好の話題だ
- 出身地は気候、風土、歴史、名産品、有名人、消費動向などをしっかり調べておく
- 自己紹介では出身地の気質を表すエピソードを付け加える
p.60
- コンプレックスを持っている顔や身体的特徴は、絶好のセールスポイントと心得ろ
- 今話題になっている人物になぞらえて自分を語れ
- 自分の特徴はおもしろおかしく誇張してアピールしろ
p.62
- 名前だけでなく、人から呼ばれている愛称を付け加えろ
- 自分が親しみやすい人間であることをアピールしろ
p.64
- 服装を軽んじるな。服装は自分の性格を左右すると心得よ
- 熱いメッセージをネクタイやスカーフの柄で表せ
特徴となるワンポイントを作って、相手から認識して貰うっていうのは良いアイデアだ。
p.67
- 名詞は自分の顔と心得て、自分を売り込む工夫をしろ
- 相手に名刺を渡すときは一言ユーモアを付け加えろ
p.70
- 相手にとって自分は何の役に立つかを考えろ
- 相手にとって役に立つ自分をアピールしろ
- 自己紹介は自分を売ることと思え
これは常識だと思う。
知らない人はいない。
p.73
- 自分の仕事にかける姿勢はモットーにして表せ
- 自分の生き方を好きな言葉で表せ
p.77
- 趣味は、自分の生活シーンを浮かび上がらせるように具体的に語れ
- 趣味の醍醐や面白い点をわかりやすく解説しろ
- 詳しくなくても自分の好きなことなら趣味としてそれを堂々と語れ
p.84
- 自分の尊敬する人物の生き方のどんな点に惹かれるのかを語れ
- その人物の生き方のどんな点を学ぼうとしているのかを語れ
- 何故その生き方を自分は選択したいのかを語れ
p.96
面接の場で、答えに窮する問いを投げかけられることがよくある。そんなときはひるむことはない。思い切りユーモアのセンスを発揮して相手をやり込めてやればいいのだ。
ユーモアで切り返されれば、相手も笑ってそれ以上は追求しないばかりか「なかなか機知に富んだ奴」と見られるに違いない。
ご都合主義すぎる。
もうちょっと現実を見ないと。
p.102 性格的長所を自分の言葉でアピールする
相手は、自分を語る言葉ににじみ出てくるその人の知性や人生に対する姿勢を聞きたいのだから、借り物ではない自分だけの言葉を使わなければ、自分をアピールすることにはならないのだ。
自己プレゼンの文章術 - How Many Books Do You Have?でも出てきたセリフだ。
p.104 性格的長所を自分の言葉でアピールする
- 「協調性」、「責任感」など紋切り型の表現は避けろ
- 文の長所・短所は「できること・できないこと」として、具体的に語れ
- 自分の特性を動物やモノに例えて語れ
p.105 いま、夢中になっていることを語る
人間、好きでたまらないことを語るときは、どんな無口な人でも自然と饒舌になり、言葉に熱がこもるようになるらしい。
そんな瞬間こそが、その人という人間を尤も良くアピールできるときなのだろう。
p.107 いま、夢中になっていることを語る
- 最近夢中になっていることをエピソードを交えて語れ
- その体験から学んだことを仕事につなげて語れ
- 近況を伝えるエピソードを語れ
p.118 相手の注意をひき、心をつかむ話方をする
- 複数の聞き手の前で話すときは、常に相手の注意を喚起するよう心がけろ
- 聞き手の名前を何度も呼び、相手の存在を重視していることを示せ
p.211 自分の足跡を徹底的に検証しろ
自己PRポイント発見チェックリスト
- 幼稚園時代までの得意だったモノを思い出せ
- 学生時代に取り組んだモノと、その成果を記述せよ
- 自分の性格的特徴をプラス思考で列挙せよ
- 自分の趣味を深く掘り下げよ
- 自分の好きなことを、客観的に説明できるようにしろ
- これまでの人生の中で1番感動したことを思いだし、その理由を探れ
- 成功したときのイメージを頭の中に焼き付けろ
- 自分の好きな本や映画、音楽から学べ
- 自分と他人の差異を明確にし、プラスに転化せよ
- 歴史上の人物に例えて、自分を語れ
- 自分の個人データ(ex.生年月日、顔の特徴)をいかして、人にアピールしろ
- 自分の求める生き方をイメージし、現在の自分と重複するところを探せ
- 自分の好きなところはどこかを考えろ
- 学生時代の勉強で尤も面白かった部分を思い出せ
内容(「BOOK」データベースより)
本書は「就職試験」「商談」「オフビジネス」などでの場面を設定して自己紹介の実例と方法をわかりやすく解説。1分間で自分を出しきる自己紹介術の全てがここに。
内容(「MARC」データベースより)
自己紹介は人づきあいの基本だが、おろそかにしていたり苦手にしている人が意外と多い。「就職試験」「商談」「オフビジネス」などの場面を設定して自己紹介の実例と方法をわかりやすく解説する。