スポンサーリンク

誰とでも 15分以上 会話がとぎれない!話し方 66のルール

誰とでも 15分以上 会話がとぎれない!話し方 66のルール ★★☆☆☆


p.27
「会社を辞めたい」と言われたら、「なにがあった?」「やめてどうするの?」などと先を急がず、底にある気持ちに焦点を当てます。たとえば、
「やめたいぐらい嫌なことがあったの?」
「しんどいの?」
などど、気持ちをくみ取る言葉を投げかけると、その人自分も気持ちを分かってくれる人が現れた喜びで、もう話は止まりません。

そうかな。
話しかけてきたということは、辞めたい理由を喋りたいのであって何があったかを聞いて欲しいからだと思う。
なので「なにがあった?」「どうした?大丈夫か?」でも良いと思う。
そう聞いたときに「…という酷いことがあってさぁ。」とか「…というつらいことがあってさぁ。」という反応はあれば、その感情をくみ取って「ついらい事があったんだね。」と寄り添うのでいいと思う。
あまり著者のルールを全て鵜呑みにしない方が良いと思った。

p.104
「楽しかったですか?」と聞くと、限定的で相手は楽しかった事を探さなければいけないが、
「楽しかったのでしょうね」と聞くと、楽しかった思い出だけでなく、楽しくなかったことや突然のハプニングを答えてもよさそうなきがします。

実例
「お忙しいのでしょうね」←「お忙しいですか?」
「寒かったでしょう」←「寒かったですか?」
「素敵な方がいらっしゃるのでしょうね」←「彼氏はいるのですか?」

この「でしょーね」は便利な言い回しで、いきなり「…ですか?」などとたたみかけず、「…なのでしょうね」と柔らかく聞こう。

でも実際そうかな?
「楽しかったですか?」と聞かれて、楽しかった事がなかったら楽しかった事を探すのではなく、瞬時に「実は途中から雨が降ってきて大変でしたよー。」となどと楽しかった事以外のことを返答するでしょ。
つまり著者の提示している例は、相手もしゃべり下手でこっちもしゃべり下手という特殊な例じゃないか?それを使って著者の主張が有効なように感じさせるのはいかがなものか。

そういった恣意を鑑みても限定させないという効果がある「でしょーね」。これは大変便利な言い回しだと思う。

p.228
相手の考え方が間違っていると感じても、いきなり「おかしい」「違う」と決めつけない。「あなたは…なんだね」と受け止めてあげる。その後で質問を投げかけて、相手が矛盾に気づくようにしてあげる。

シュガーコーティング話法だ。
つまり一回肯定しているものの、要旨は否定だ。
ちょっと否定を和らげて伝える常套技術。

こんな感じで他も見聞きしたことのある事が書かれており残念な内容だった。

内容紹介
どんな人とも会話が続く方法を、ポイントを押さえて分かりやすく説明しています。あらゆる場面に対応できるように、会話フレーズを豊富に紹介。
これ一冊で自然体で話せるようになったり、相手の反応がとてもよくなったり、場を盛り上げられたりと、さまざまな効果が表れます。
内容(「BOOK」データベースより)
どんな場面でも会話がはずむとっておきの方法があります!すぐ使えて効果バツグン!「話し方」「聞き方」「質問の仕方」「つかみ方」の具体例が満載。