みんなで夜歩く。どうしてそれだけのことが、こんなに特別なんだろうね
- 出版社/メーカー: ハピネット・ピクチャーズ
- 発売日: 2007/02/23
- メディア: DVD
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ストーリー
1,000人一緒に24時間夜を徹して、80キロを歩く伝統行事「歩行祭」。今年で最後の歩行祭を迎える甲田貴子は、密かに賭けをしていた。それは、一度も話したことのないクラスメイトの西脇融に話しかけるということ。今年で最後の歩行祭だから、特別な日だから、賭けをするのは今日しかない。しかし、1キロ、また1キロとゴールは迫る。果たして貴子の願いは叶うのか・・・。
歩行祭という特別なイベント。
そんな時学生はテンションがあがり言われていないのにもかかわらず残り20kmを走る。
その気持ちがすごいわかる。
高校のときの体育祭で綱引きがあったのだが、突然の雨で中止になりかけた。
何故か綱引きなんて興味なんかないはずのクラスが一丸となって運営テントへ続行を熱心に懇願する様子が思い出された。
設定はちょっと変わっていたが、異母兄弟という設定じゃなく普通に恋愛の話でも良かった。
演技は若い出演者のさわやかで純朴な感じがにじみ出ていて素晴らしかった。
ただ貫地谷しほりの演技だけが演技演技していて浮いていると感じた。
しらべるとやはり演劇の経験があるようだ。
気になったことは実際は汗とホコリと疲労でもっとボロボロになっていると思われるが、最後まで顔も服も綺麗なまま。あと貴子の家がシングルマザーなのに豪華というのも気になった。
本の感想はこちら
出演: 多部未華子, 石田卓也, 郭智博, 西原亜希, 貫地谷しほり
監督: 長澤雅彦
Amazonレビュー
青春小説を書かせれば、独特の繊細な心の動きで感情移入させるのがうまい恩田陸の同名作が原作。年に一度、高校で行われる「歩行祭」。80kmを24時間で歩き通すというイベントに、3年生の貴子は、高校最後の思い出として、ある思いを胸に参加する。それは同じクラスの融に話しかけること。ただそれだけの一歩が踏み出せない深い理由が一夜のうちに明かされつつ、昨年は一緒に歩き、今はNYに暮らす親友の杏奈ら、クラスメートそれぞれの複雑な思いが交錯していく。
この映画版がちょっと残念なのは、展開のメリハリに欠けるところ。確かに歩行祭というイベント自体、生徒たちがダラダラと歩く部分が多いのだが、映画は、回想部分を挿入しながらも、テンポが緩いところが難。歩行全体の距離感の表現や、原作にはないドラマチックな要素が必要だった気もする。ただ、貴子役の多部未華子を中心に俳優たちはそろって健闘。誰かひとりに共感できれば、いつの時代も変わらない高校生のホロ苦さ、甘酸っぱさという感覚を分かち合え、胸がキュンと締めつけられるかもしれない。(斉藤博昭)
内容(「キネマ旬報社」データベースより)
"第2回本屋大賞を受賞した恩田陸の同名青春小説を映画化。1,000人一緒に24時間を徹して80kmを歩く伝統行事「歩行祭」。ある秘密を抱えた貴子は、高校生活最後となるこのイベントで、一度も喋ったことがない同級生の融に話しかけようとしていた。通常版。"
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