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せめて25歳で知りたかった投資の授業 2017年43冊目

「せめて25歳で知りたかった投資の授業」を読んだ。


せめて25歳で知りたかった投資の授業 (星海社新書)

せめて25歳で知りたかった投資の授業 (星海社新書)

★★★☆☆

投資とは何か、なぜ投資する必要があるのか、投資する際の心構えなどで構成されているよくある入門本だ。

基本的なことが書かれているのでタイトル通り初心者向けだ。

p.111

モノや情報が氾濫する時代。もはや消費者は、機能性やブランドの名前だけでは購買に動きません。何で選ぶかといえば「体験」です。ポケモンGOならゲームの世界が現実と融合する新鮮さ、VRならゲーム世界への圧倒的な没入感。2016年はバルミューダという、ずっと扇風機をつくっていたメーカーがトースターを発売して大人気になりました。既存のトースターにはないスチーム機能を搭載することで、風味を損なわない焼き加減を実現したのです。

その良さがわかるのは、”実際に使って気づく”か”人気が出たのに気づく”だ。

その気づいた時というのは投資として遅くないんだろうか?


p.133

なぜGDPが上がるのか。単純なお話で、世界人口が毎年一億人のペースで増えているからです。新たに生まれた人は、労働という付加価値を生み、同時に消費者にもなりますから、マーケットはその分、拡大するわけです。

GDPは短期的にはアップダウンがあるが、大きな目で見ると上がり続ける。

2100年には100億人に達するという国連の予想があると読んだことがあるから、やっぱり未来は明るく投資はとても良い選択だなと思った。


「銀行に預けておきなさい」と親は言うけれど
お給料が入ったら銀行に預ける、貯金する。常識となっているこのお金の管理方法を疑ったことはありますか? 銀行に預けておけばお金が増える時代(そんな時代があったのです!)ではないいま、古い常識に囚われていては足をすくわれてしまいます。賃金が大きく増える見込みもない現代の若者が、生涯を全うできる財産を築くためには、「投資」に向き合うことが必要です。本書は、20代、30代の方々に向けた、投資の入門書です。投資漫画『インベスターZ』のエピソードを多数引用し、「お金の学校」で教鞭をとる筆者が最新の事例を交えて親しみやすく解説します。投資をするなんて考えたこともない方にこそ、読んでいただきたい1冊です。