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すべての教育は「洗脳」である 21世紀の脱・学校論 2017年12冊目

ホリエモンの新書『すべての教育は「洗脳」である 21世紀の脱・学校論』を読んだ。

すべての教育は「洗脳」である 21世紀の脱・学校論 (光文社新書)

すべての教育は「洗脳」である 21世紀の脱・学校論 (光文社新書)

★★★☆☆



教育は洗脳であり、会社も洗脳である。
辛いことを耐えることが美学という洗脳から抜け出す道は自分の熱中できることだけをやることだ。
つまり、起業することだ。

という趣旨。



教育の悪い点だけが述べられているが、良い点もあると思う。

基本的な知識を詰め込むにはとても効率がいいし、周りが基本的な知識をもっているという保証があることは大きい。

スムーズにコミュニケーションが出来るのは教育のおかげだと思う。



それから、同じ内容を繰り返して30ページ程度の話を薄く伸ばして200ページにした感じで冗長だと感じた。



p.191

「あと1時間で退勤時間だ」
「週末になったら、めいっぱい遊ぶぞ」
あなたがいつも、そんな言葉で自分を奮い立たせているのなら、ここで改めて考えてみよう。貴重な1日の時間を、なぜ「嫌な時間」と「楽しい時間」に分けなければならないのか。すべてを「楽しい時間」にする方法は本当にないのか?ある、と僕は断言する。

その通り。

辛い思いをして残業して、お金のため・生活のためという。

同時に社長の焼肉代やゴルフ代になっていることに思いを巡らすことができるか?

出来なければ洗脳されているのかもしれない。



p.206

結果本書は、これまでの僕の著書とはずいぶん趣の違う内容になった。

いや内容はこれまでとほぼ同じだった。


義務教育の「常識」を捨てろ、「好きなこと」にとことんハマれ!
真に「自由」な生き方を追求するホリエモンが放つ本音の教育論

学校とは本来、国家に従順な国民の養成機関だった。しかし、インターネットの発達で国境を無視した自由な交流が可能になった現代、国家は名実ともに"虚構の共同体"に成り下がった。もはや義務教育で学ぶ「常識」は害悪でしかなく、学校の敷いたレールに乗り続けては「やりたいこと」も「幸せ」も見つからない。では、これからの教育の理想形とはいかなるものか? 「学校はいらない」「学びとは没頭である」「好きなことにとことんハマれ」「遊びは未来の仕事になる」――本音で闘うホリエモンの〝俺流〟教育論!

自ら学び、楽しく働く姿を取り戻せ!
「好きなもの」は無敵の武器だ! /ハマる対象は何でもいい/三つの「タグ」で自分の価値を上げろ/あなたは「レア」人材か?/決断の時は「今この瞬間」/未来予測なんてできるわけない/義務教育が植え付けるのは空虚な「常識」/これから人はG人材とL人材に分かれる/楽しくない仕事は今すぐ辞めろ! /モノは持たなくていい/「所有」から「アクセス」へ/「快のシェア」がこれからの幸せ/「学び」とは「没頭」すること/「没頭」は天才の特権ではなく誰でもできる/学歴や資格を活かそうとするな! /「目標」を設定すると「目標以上」になれない/「やりたいこと」をやってる人にはかなわない/「手抜き」で有限の時間を守れ! /行動は「これいいじゃん」という小さな発見から/「遊ぶ」「働く」「学ぶ」は三位一体

【目次】
はじめに 「何かしたい」けど「今はできない」人たち
第1章 学校は国策「洗脳機関」である
第2章 G人材とL人材
第3章 学びとは「没頭」である
第4章 三つの「タグ」で自分の価値を上げよ!
第5章 会社はいますぐ辞められる
おわりに

【プロフィール】
堀江貴文(ほりえたかふみ)
1972年、福岡県生まれ。本音で本質をえぐる発言が人気を集める敏腕実業家。SNS株式会社ファウンダー。91年、東京大学に入学(後に中退)。在学中の96年、有限会社オン・ザ・エッヂ(後のライブドア)設立。2002年、旧ライブドアから営業権を取得。04年、社名を株式会社ライブドアに変更し、代表取締役社長CEOとなる。06年1月、証券取引法違反で逮捕。11年4月、懲役2年六ヶ月の実刑が確定。13年3月に仮釈放。主な著書に『稼ぐが勝ち』(光文社)、『ゼロ』(ダイヤモンド社)、『本音で生きる』(SB新書)、『99%の会社はいらない』(ベスト新書)など多数。