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池上彰のニュース そうだったのか!! 3 これくらい知っておきたい「戦争」の基礎知識 2016年32冊目

池上彰のニュース そうだったのか!! 3 これくらい知っておきたい「戦争」の基礎知識 ★★★☆☆


戦後71年を経て、安保関連法施行や日本周辺海域で繰り返される中国の領海侵入、さらには頻発する「イスラム国」によるテロなどから、いま、「戦争」が、これまでとは違う角度から論じられるようになりました。
本書では、第二次世界大戦の同じ敗戦国である「日本」と「ドイツ」が、これまでどのように戦争と向き合ってきたのか、その歩みを見ながら、これからの日本が、「戦争」とどう向き合っていけばよいのか、戦争の基礎知識を踏まえつつ、一緒に考えます。

◎戦争はどうやって始まり、どう終わるのか?
◎「安全保障」とはいったい何か?
◎「安保法成立」で日本の戦争へのリスクは本当に高まったのか?

本が薄いので深くは知ることはできないが、短時間で表面をサラッとなぞるには良いと思う。

(「はじめに」より)
中東での自称「イスラム国」(IS)の力が次第に弱まるのと反比例する形で、世界各地でテロが相次いでいます。ISは世界中から戦士を呼び集めることができなくなった分、世界各地の過激思想の持ち主に対し、「いまの場所でテロを起こせ」と呼びかけているのです。伊勢志摩サミットは無事に終わりましたが、日本も決してテロと無縁とは言えませんし、2016年7月にバングラデシュで起きたテロでは7人の日本人が犠牲になりました。
さらに日本周辺では、東シナ海南シナ海での中国の傍若無人の振る舞いが周辺諸国に不安を与えています。北朝鮮ではミサイルの発射実験を繰り返しています。世界は、もはや過去の世界ではなくなりました。

(中略)
誰もが戦争はしたくないはずです。それなのに、戦争の脅威は世界から消えません。まもなく戦後71年がやってきます。この際、改めて戦争と安全保障のことを基礎の基礎から学び、考えておきましょう。