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世界で働く人になる! 2015年7冊目

世界で働く人になる! ★★★★☆

前半は異文化で働く著者の実体験からの気付きや実践でとてもリアリティがあった。
気苦労が絶えなかったんだろうなぁ。

後半は英語学習方法、スピーチやプレゼン方法で、よく見かけるもの。
勧められているThe Economistを読んでみようかと思った。
図書館には所蔵がないので買うことになる。
そこで調べたら週間誌で1200円もする。月額4800円。
やめとこ。


相手に合わせることが何度も勧められている。
挨拶の仕方、アイコンタクト、パーソナルスペースなどを相手に合わせるとあるが、そこまで相手に合わせなければいけないのか?
怒りを露わにする人に怯え息を殺すという描写が出てくるが、その怒った人は相手に合わせているのか?
ボディランゲージを使う人はボディランゲージを使わない人に合わせているか?
例えばパーソナルスペースに関しては、パーソナルスペースが狭い人は「日本人はよそよそしすぎる」と思う一方、パーソナルスペースが広い我々は「あいつは馴れ馴れしい」と思うだけではないだろうか。
「郷に入っては郷に従え」というが、それを気にするのは日本人だけのようなきがする。

相手に合わせることによる利点は間違いなくあるが、そこまでするか?という感想だ。




p.72

⑦安易にイエスと言わない、分からないままにしない
英語では、yesは明確に賛同できる場合や、自分が責任を負える場合に使われます。
英語で話しているときに、日本語で「はい、はい」と相づちを打つ感覚でyesを使う日本人の方を時々見かけますが、誤解される危険が非常に高いと思います。相づちの「はい」に対応する英語の表現は、uh-huhであり、yesではないので、注意しましょう。

p.166

挨拶の方法を変えるようになりました。

p.191

異なるバックグラウンドを持つ人々と仕事をする場合、相手が習慣的に行う無意識な動作とその意味するものを理解し、場面に応じて相手に合わせてみる。これが、人間関係の潤滑油となる可能性が高いのです。

内容紹介
「非帰国子女」の大学生が、試行錯誤の末、英語と人づきあいのコツを身に付け、国連機関の職員に--。
これまで7カ国に住み、60カ国以上の人たちとともに働いてきた著者が、日本人がグローバルな環境で働く際に必ず役立つ41のコツを、豊富な実体験をもとに伝えます。

【本書の特長】
1)世界のどこでも、誰とでも働けるコツをご紹介
本書では、仕事をする上での「日本人の強み」や、逆に「気を付けるべき点」について、実例を交えてご紹介します。
「たまたまアメリカ人とエレベーターに乗り合わせたら、目を合わせるべきか」「2、3回仕事で会ったことのあるイタリア人と、あいさつはどのようにすればいいのか」「人と違うことを恐れず、嫌われる勇気を持つ」
「自国について“多角的な理解"と“静かなプライドを持つ"」など、今日から使える「人づきあいのコツ」がちりばめられています。

2)英語を効率的に、確実に身に付けるコツが分かる
著者は、いわゆる「帰国子女」ではありません。ごく普通の高校生活を送っていましたが、大学時代のある出来事をきっかけに集中的に英語を学び、試行錯誤しながら英語を身に付けました。
当然、山ほど失敗をし、回り道もしたと言います。そんな著者だからこそ書ける、効率的な英語の身に付け方を、実際に試した方法とともにご紹介しています。
「文法の勉強に1年以上かけない」「まず伸ばすべきは“聞く力"」「きれいな発音より情熱が大切」「必要なのは才能ではなく、忍耐力」など、ポイントを押さえた英語力の伸ばし方は必見です。

3)「どんなふうに働きたいか」を考える際に、羅針盤となる1冊
就職活動中や転職活動中の人、あるいは今まさに外国人と働いている人などが、「どんなふうに働きたいか」「どうやったら、違う国の人と気持ちよく働けるか」を考える際に、この本が助けになるでしょう。

【目次】
第1章 「日本人の強み」を生かして働く(器用に分類する力、日本人が気を付けるべき7つのこと ほか)
第2章 世界で活躍する人が必ず持っている17の共通点(嫌われる勇気を持つ、仕事と人格は別 ほか)
第3章 言葉を超えた「コミュニケーション力」を鍛える(あいさつの仕方は「郷に入っては郷に従え」 ほか)
第4章 最短距離で英語力を身に付ける方法(きれいな発音より情熱が大切 ほか)
第5章 「英語で話す力」を伸ばすヒント(英語での会議で存在感を増すコツ ほか)