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頂上制覇 TOEIC(R)テスト 究極の技術(テクニック) トリプル模試 第1回

頂上制覇 TOEIC(R)テスト 究極の技術(テクニック) トリプル模試 ★★★☆☆

第2回:頂上制覇 TOEIC(R)テスト 究極の技術(テクニック) トリプル模試 第2回 - How Many Books Do You Have?
第3回:頂上制覇 TOEIC(R)テスト 究極の技術(テクニック) トリプル模試 第3回 - How Many Books Do You Have?



表紙やamazonの本の内容には書いていないが、本書には

p.3
すでに900点以上のハイスコアをお持ちの上級学習者を主な対象としています

と書いてある。
タイトルの頂上とはまさに990点のことを言っているので注意したい。
やってみた感じだと、800点台の自分には腕試しといった難易度だった。
900点台の人に丁度良いのかもしれない。

その難易度は主に語彙によって上げられている。
高いレベルの語彙が要求され、分からないと正解できない問題が多い。
次に時間だ。
リスニング時間が長く100問目が終わった時点ですでに49分をすぎている。
それによりリーディングセクションが時間に追われるようになっている。

3回分の模試、予想得点無し、CDなしなのに2800円と高い。
大判で分厚いのでみっちり解説が書いていると思いきや、結構空白が目立つ。
解説は十分だが、他の模試本も十分詳細なので特筆すべきほどではない。


いままでの模試だと時間配分を意識しなくても時間内に終えることができたので、時間配分についてはそれほど意識してこなかった。
しかしこの模試は難易度があるので、時間切れになってしまった。
おかげで時間配分の重要性が分かった。

ダブルパッセージの分量が多くて195を終えたところで時間切れ。
そのまま続けて5分オーバーの2時間5分で全問終了。
196〜200は全問正解だったので本当に勿体ないことをした。

このオーバーした5分はどこからまかなえばいいか。
この本によると時間配分は以下の通りにするべきとのこと。

パート5は13〜15分で解く。
パート6は1時間後に入り、6分で解く。
パート7には1時間6分後には入っておく。

今回の場合
パート5に17分で解く。
パート6に1時間6分後にはいり6分で解く。
パート7に1時間12分後にはいり時間切れ。5分オーバーで全問終了。

パート6に入るところで6分遅れになっている。
よってパート5に時間をかけすぎているようだ。
パート5の速度を上げないと、正解できたはずの問題を捨ててしまうことになる。



余り0分(パート5に49分、パート6に1時間6分、パート7には1時間12分後にはいる。)

part 正解数 不正解問題
1 8/10 3,4
2 27/30 15,17,35
3 24/30 46,50,53,64,67,69
4 22/30 72,74,77,86,87,97,99,100
listening 81/100
5 37/40 117,124,139
6 7/12 141,142,143,149,152
7 37/48 161,162,172,184,185,193,196,197,198,199,200
reading 81/100 -
第1回 - -

p.129
142
We have talented people who can step right in to support almost every function in your business, from secretarial staff to bookkeepers to salesporsons to engineers. ( ), why go through the time-consuming process of recruiting,interviewing, and hiring employees?

Accordingly / Nonetheless / Opportunely / Virtually

こちらに人員がそろっています。なのになぜあなたがたの時間を募集、面接などに使うのですか(反語)?
という意味だと思ったのでNonethelessを選択した。

空所の後は、
「なぜ社員の募集、面接、採用という時間のかかる手続きをするのか(する必要はない)」という内容の修辞疑問文。

訳文
当社では、ほとんどすべての部門で即戦力となる有能な人材を確保しており、職種は秘書から経理、営業、エンジニアにわたります。ですから、もう従業員の募集、面接、採用という手続きに時間を取られることはありません。

正解
Accordingly


空所以降の訳が違う。

日本語的な反語を考えるのではなく、反語をほぐした状態で考えないといけないということか!?

これは知らなかった!!!!



p.177
193
What was unusual about the official annauncemnet of the impending deal?
解答
(B)It took place while stock market was still open.

!!
これは確かに悩んだ。


本文中に

Annauncemnts of this type are commonly made when the stock market is closed for trading. Because of the timing of the announcement, the stock market immediately reacted with shares of Best Office jumping a full 30 percent.

とある。
この文が変な感じなんだ。
普通は株式市場が閉まっているときにアナウンスされる。
このタイミングのアナウンスだったため、市場はすぐに反応しBest Office株が30%あがった。

市場が閉まっているのに、株価がすぐに反応するわけがない。
次の日の市場が開き、売買が始まったときに分かることだ。
というわけで、1文目と2文目が繋がっていない。

ここの訳は以下のようになっている。


この手の発表は普通、株式市場の取引終了時になされる。今回の発表は、そのタイミングのために株式市場は直ちに反応し、ベストオフィスの株は優に30%急騰した。

解説
「普通は株式市場の取引が終了するときに発表する」が、「発表のタイミングのため株式市場が反応した」、すなわち、発表は株式市場がまだ開いている内に行われ、そのことは普通でないと言えるので(B)が正解。

発表のタイミングっていうのは読み解くと

At a hastily called press conference yesterday early in the afternoon,

午後早く。
後場が始まるか始まっている時間。
株式市場が閉じていなく動いている時間。
この知識がないといけないということだろうか。

単純にbutという接続詞があれば文が分かりやすいんだけど。
Annoucements of this type are commonly made when the stock market is closed for trading. But, because of the timing of the announcement, the stock market immediately reacted with shares of Best Office jumping a full 30 percent.

この手の発表は普通、株式市場の取引終了時になされる。しかし、今回の発表は、そのタイミングのために株式市場は直ちに反応し、ベストオフィスの株は優に30%急騰した。







内容紹介
至高の模擬試験3セット、ついに完成!
最後は模擬試験で総仕上げ! BOOK 1~4で学んだ究極の技術(テクニック)を、ここで力試し。ロバート・ヒルキ渾身の究極の模擬試験3セットを、その愛弟子でもある玉木史惠TOEIC990点講師が、全方向から解説。

別冊44頁×3冊・音声ダウンロード式
TOEICの頂上は、もう見えた! 頂上から見える風景を実感せよ!

TOEIC(R)テストのスタートは1979年ですから、ロバートはTOEIC(R)テスト指導における世界最長記録保持者でしょう。ボクが知る限り、彼ほど熱心に、そして、様々な角度からTOEIC(R)テストを研究し続けているネイティブ・スピーカーは他にいません。 [ヒロ前田(TOEIC(R)テスト指導者養成トレーナー)]<頂上制覇 TOEIC(R)テスト 究極の技術(テクニック) シリーズとは?>
TOEIC(R)の神」ロバート・ヒルキが満を持して放つ究極のTOEIC(R)テスト対策シリーズ。
ロバート・ヒルキが日本での長年のTOEIC(R)指導をもとに書き下ろしたリアルな問題を合計7テスト分収録(BOOK 1~4各巻に4テスト分+「トリプル模試」)。
TOEIC(R)を知り尽くした「満点ホールダー」講師たちによる究極の解説も満載。
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内容(「BOOK」データベースより)
最後は模擬試験で総仕上げ!ロバート・ヒルキ渾身の究極の模擬試験3セット(600問)を、愛弟子で990点満点講師の玉木史惠が全方向から解説。「頂上制覇TOEICテスト究極の技術」シリーズBook1~4で学んだことを、ここで力試し。
著者について
ロバート・ヒルキ (Robert Hilke) 企業研修トレーナー。元国際基督教大学専任講師。University of California 大学院修了(言語学)。異文化研修およびTOEIC, TOEFL, GRE など、テスト対策のエキスパート。各試験対策講座を国際的な大企業向けに年間約250 日行なう。TOEIC 関連セミナーでの教授歴は20 数年間におよぶ。「TOEIC 200 点アップ請負人」としてメディアにも頻繁に登場、TOEIC 対策の第一人者として、多くの受験者の信頼を集めている。TOEIC 関係の著作は70 冊以上。TOEIC テストは、旧バージョンから何度も受験し、その傾向・特徴を日々、分析している。ただ満点を連発するのではなく、毎回目標得点を決めて、それに限りなく近い点を狙いつつ、日本人の視点でTOEIC テストを全方向から研究している。『新TOEIC(R) テスト 直前の技術』 『 新 TOEIC(R) テスト 「直前」模試3回分』(アルク)は、TOEIC 受験者のバイブルとなっている。