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TOEICテスト900点突破ボキャブラリー

TOEICテスト900点突破ボキャブラリー ★★★★★

section1はいかにもTOEICで出て来そうな内容で、「顧客の対応」、「不動産広告」、「投資レクチャー」など。
part6だかpart7の練習に良いと思う。
設問は穴埋め選択式、スペリング補完式、品詞連想式、正誤式、記述式とバリエーションがあり楽しめた。

特に記述式はTOEICとは関係ないのだけれども面白い。
自分が辞書になり他人にその意味を教えるように、文中の単語の意味を英語で記述する。
ゲームのようでとても面白いと思う。

section2は句動詞を扱っていて、9割くらいは知らないものだった。
今までそれらの句動詞を見たことがないので、覚えることに意味があるのか不安だ。
しかし900点突破には必要なことなんだろう。

p.146
Don't wait any longer to take a break from the rat race.

うん?break?ブリーク?
知らない単語だな。調べてみるか。

…ブレークか。
知っている簡単な単語なのに未知の単語かと思った。
たまにこういう経験をする。

p.176 正誤
a landslide deal was made between A and B.


deal(協定)を表す形容詞であることから
landslide -> landmark

lnadslide がけ崩れ、選挙での地滑り的な圧勝
landmark 画期的な出来事

形容詞でなければいけないと書いてあるが”画期的な出来事”と名詞を使っているのは何故か?
”画期的な”なら分かるけど。

ちなみにlandmarkを調べてみたが形容詞はなく名詞と動詞しかない。
landmarkの意味 - 英和辞典 Weblio辞書


Oxford英英辞書を調べてみる。

1.
something, such as a large building, that you can see clearly from a distance and that will help you to know where you are.

2.
an event, a discovery, an invention, etc. that marks an important stage in sth.

例が二つ載っている。
The ceasefire was seen as a major landmark in the fight against terrorism.

in a landmark decision ruling in the courts

最後のlandmark decisionは名詞の前に名詞をおいている。
複合名詞だととれば問題がないが、著者の形容詞とは異なる。

最後にオンラインの英英辞書で調べてみる。
landmark - definition of landmark by the Free Online Dictionary, Thesaurus and Encyclopedia.

adj.
Having great import or significance: a landmark court ruling.

形容詞があった。
結局、品詞がちゃんと載っているのを見つけるのに3つの辞書を調べなければならなかった。
動詞が載っていたり載っていなかったり、形容詞が載っていたり載っていなかったり。
辞書が今まで抱いていたよりも頼りない存在に感じた。

正誤問題
p.265
I wonder if I can I run away with doing the rest of it tomorrow.

誤植かな。Iが1個多いと思う。

内容紹介
「課題文」は、Section1は単語ベースの出題である。柔軟な語彙力を培うため、8パターンの設問形式を用意。Section2は句動詞の知識を問う設問。「これも覚える重要語句リスト」は課題文から、ぜひとも覚えたい語句を挙げている。
出版社からのコメント
出版社 編集担当, 2002/03/29
英語力はボキャブラリーから! 発信型の語彙力を培おう
本書のコンセプトと特長
1)脱・丸暗記!
本書では、耐久期間の短い丸暗記ではなく、英語力の血となり肉となる、「本物の」ボキャブラリー力を目指します。
2)覚えるにはこつがある――「10のストラテジー」を紹介
「ストラテジー」とは、脳内辞書を活性化するアプローチのこと。新しい単語をスムーズに自分のものとするために、有効なプロセスです。

本書で紹介している数々の「ストラテジー」に沿ってボキャビルすれば、英語の基礎体力が確実につきます。

3)単語間のつながりに注目――「ワードチェイン」を展開

例えば同意語や反意語といった視点で見ると明らかなように、単語は互いのつながりの中で生きています。本書で提示する「ワードチェイン」は、そういった関連性を基盤に、単語どうしを鎖状に線で結んだビジュアル・チャート。
これを「目で見て」「自分で書いて」体得すれば、ボキャブラリーの定着度が大幅にアップすること間違いなしです。

TOEIC 準備中の方はもちろんのこと、広くボキャブラリー習得にご興味のある方にも、自信をもっておすすめできる高クオリティの1冊です。