スポンサーリンク

真人の息は踵を以てし、衆人の息は喉を以てす

1日1分の呼吸法 - How Many Books Do You Have?より

「真人の息は踵を以てし、衆人の息は喉を以てす」

真人とは、悟りを開いた仙人のような人を示します。そうした卓越した人物は、足の裏から大地の気を吸い上げ、頭のてっぺんまで達するような深く大きな呼吸をしているが、俗人の息は浅く、喉元であえぐようにしているというわけです。
つまり、からだにムダな力みがなく、全身がリラックスした状態にあると、踵で呼吸をしているように感じられるということです。

出典『荘子』


f:id:hmbdyh:20170317041137j:plain