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14回目の歯医者

頓服なし。
連日鼻水が出て、鼻の周りの皮膚がガサガサで毛羽立っているのが恥ずかしいので、ニベアを塗っていった。

上の歯もほぼ治療のメドがついて、下の歯に着手。
すると、上の歯の治療では問題なかった舌の置き場に困った。
正しくは下顎に付けておくのが良いのだろうけど、カールさせたり、何故か治療中の高速回転しているドリルの方へ舌伸ばしたくなる。
なんなんだろうこの心理。

治療後質問したら、
「舌について考えれば考えるほどよからぬ方向へ舌が行くので、考えないようにして下さい。」
と言われた。
まるで、「恐怖を恐怖する」パニック障害みたいだと思い笑ってしまった。
どこまでも脳に支配されているのなぁ。
中村天風曰く「心と肉体は魂の道具に過ぎない」を思い出した。

今日は苦しくなることもなく、手を挙げたいとも思わず、今までで1番平静でいられた。健康だった頃に受けた治療の記憶と一緒といってもいい気がする。

高額療養費の関係で、次々回がパニック障害を持つ者にとってのハードルである「型取り」になった。
しかし今のところ、自分はまったく不安に思っていない。

治療費 660円