スポンサーリンク

パニック障害を克服したかたの回答が素晴らしい

パニック障害を治したい。 - Yahoo!知恵袋より
f:id:hmbdyh:20170618080831j:plain

Q.
パニック障害を治したい。
パニック障害と診断されて、半年が経ちました。

もともと自律神経失調症や極度の不安症なのでってのもあるのですが・・。

主治医からは「レキソタン」と「ベタマック」を処方されています。

良くなったり、悪くなったりと繰り返していて、早く治したいなと思っています。

一応、症状としては

吐き気、予期不安からくる心拍数の上昇、息苦しさ、不安感(いつになったら治るのか、このまま治らないのかという怖さ)

などがあります。
薬で抑えられる時もあるのですが、抑えられない時もあります。

ですが、そこまでひどいパニック障害ではないと言われています。

電車に乗っての移動や、車の運転、旅行などもできるので。

ですが、やはりこの病気になってから以前と比べて毎日を送る「楽しさ」が半減した気がします!
いつでも予期不安などに悩まされ、びくびくしながら生活しているので、以前のように毎日楽しく遊びまわっていた頃に本当に戻れるのかと不安で仕方ありません。

来月、ヨーロッパに卒業旅行も控えていて、10時間も飛行機に乗るのも非常に心配です。

しかも、今年の4月から社会人になるので、それも心配です。

今日も主治医の元に行ってきたのですが

「一応、他にもジェイゾロフトといった薬とかもあるけど、これは飲むと長い薬だし、君はまだそんなにひどくはないから、今までの薬でなんとか治そう。」と言われました。

一番の悩みは、吐き気(特に寝起きとご飯などを食べるとき)と一生治らないんじゃという思いからくる極度の不安です。心が締め付けられます。

パニック障害を克服したかたなど、何か教えていただけるとありがたいです。

22歳 男(薬は一日1〜2回飲むようにしています。)

この質問に対する回答でとても共感できるもの、勉強になったものがあったので自分用にメモを残しておく。

①『“人間力”をつける』
何だかんだ言っても最終的にものをいうのは“人間力”です。
“人間力”さえあれば自分で自分の病を克服し、自分の感情も自在にコントロールできるようになります。
もちろんそんな人間力をつけるのは一朝一夕にはいきませんが、ここに飛躍的に人間力を高める方法があります。
それは“読書”です。
人間、自分の限られた知識の中であれこれ頑張っても進展は遅いです。
でも賢者の知恵を本を通して吸収すれば、自分で自分のことを解決できる叡智が身につきます。
本なら何でもよいというわけではなく、今の自分に必要な“人間力”のつきそうな本を選んで読むことが重要です。
少し読んだくらいでは効果は薄いですが、何冊も読んでいくうちに少しずつメンタルが鍛えられてきます。
私がパニック障害を完治できたのは大量の読書のおかげでした。
お勧めの本を何冊か紹介しておきますのでよければ読まれてみてください。

・引き寄せの法則 ジェリー・ヒックス
・斉藤一人の絶対成功する千回の法則
・15分間ハッピーラッキー 舛岡 はなえ

人間力っていったいなんなのか?
人間力 - Wikipediaより

社会を構成し運営するとともに、自立した一人の人間として力強く生きていくための総合的な力

抽象的だな。なんだろう。とりあえずは自己啓発本を読めって事かな。
中村天風の本、超勉強方等々を読んで自分の意識を高めることは実践済みなので納得できる。

②『反省しすぎない』
“反省”は“少なく返り見る”と書きます。
多すぎる反省は、自分の心を傷つけます。
結果、体からマイナスオーラが出て、無意識のうちに周囲に不快感を与えたり、無意味な不安に襲われたりしてしまいます。
なので少し反省したら、後は一切そのことを考えないことが重要です
多すぎる自己嫌悪は自律神経を傷つけるだけでなく、、周囲の人たちにも迷惑になっているということを肝に銘じましょう。

確かに。反省しすぎてしまう傾向がある。

③『ギブ&ギブ』
「誰か話しかけて」
「さっきこっちから話しかけたから次は向こうの番」
「何でこっちばかり気を使わなくちゃいけないのか」
などのような“ギブ&テイク”の考えを持つことは人が生きるうえにおいて絶対にNGです
一瞬でもギブ&テイクの考えを持つと、周囲はそれを敏感に察知して不快感を持たれてしまいます。
それが原因で人間関係に支障をきたし、精神系疾患の潜在的な要因になります。
真の健康体となるためにはまず自分の精神をただす必要があります。
そのためには“変なプライドと恐怖心”を捨てること、
そして見返りを求めず相手に好感を与え、常にこちらから話しかけようとする“ギブ&ギブ”の精神が必須です。

これが1番ピーンときた。まさしく自分。
「これをやってあげたんだら、あれをやってくれてもいいの。なんでやってくれないんだ。気が利かない奴だ。」、
「あれをやってくれたんだから、これをやってあげてもいいな。」
と、give&takeを常に求めていた。
give&giveか。
これが自分には1番大切にしないといけない心がけだと思った。

追記(2012/09/24)
でも、なんかつけ込まれて良いように使われて自分が壊れてしまいそうな気もする。

④『暇を作らない』
人は“暇”を作るとロクな精神状態になりません。
「将来が不安だ」「自分はダメ人間だ」「アイツは自分にあんなことを言った」等々、勝手にウツな考えが頭に浮かんできます。
なのでなるべく暇な時間を作らないことが重要です。
代わりに絶えず何か未来の目標に向かって努力していると「自分は前に進んでいるんだ」という意識が働いて充実感が得られ、ネガティブな気分が抑えられます。

これも確かに。
暇な時間というのは無駄な時間だ。
出来れば寝るときにはバタンキューで寝る、もしくは疲れた頭を鎮めるように枕に頭を置くくらいの一生懸命な日々を送りたい。

⑤『夢のタイムスケジュールをつくる』
人が生きていくには、どうしても“夢”や“目標”が必要です。
それがないと、どうしても生きる気力が湧かず、自然と気分がネガティブになり、体調も悪くなってしまいます。
ryousuke_zakkさんは10年後どうなっていたいですか?
そしてそのためには一年後、一ヵ月後、一週間後、そして今日、何をしなければならないでしょうか。
具体的に紙に書き出してみてください。
そうすると一分一秒無駄な時間はないことに気が付きます。
恐怖や不安に浸っている時間すら惜しいのです。

これも同意。
紙に書き出していないが、なんとなくある。

⑥『“取りあえず”の目標を決める』
野球選手など分かりやすい夢を持っている人ならともかく大半の人は特に「これだ!」というような夢はがないのが現状だと思います。
私もそうでした。
でも“本当にやりたいこと”や“夢”は何か「これだ!」という一つのものがあるわけではありません。
そこでとにかく、あやふやながらも“取りあえずの目標”を据ることが重要です。
そしてそれに向かって努力していく過程で段々と自分が本当にやりたいことが見えてきます。
「将来○になるための計画を書いてみる」「○日までに○という本を読む」とか「○時までに部屋の掃除をする」、とにかくどんな小さなことでもいいから目標を立てて次々に達成していくことです。
“とりあえずの目標を常に追い続けること”
これが重要です。

とりあえずの目標は2つある。
頭の中にあり紙には書いていない。



どれも為になる内容だったが、特にgive&giveは心にグサッと刺さった。
自分の精神、自律神経を悪くしていたであろう事柄が、そのまま文字になって知らない人に教えて貰ったような気分だ。

とても良い回答だと思った。1冊の自己啓発本を書けるのではないか?

f:id:hmbdyh:20170618080842j:plain