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アルケミスト―夢を旅した少年

アルケミスト―夢を旅した少年 ★☆☆☆☆

amazonで評価が高かったので読んでみた。
ちょっとこの文字の小ささはきつくなってきたかな。

 夢を追い続け長く苦しい旅に出るか、夢を見つつ変化を好まずその場にとどまるか。
自分なら二の足を踏んで留まってしまうな。

 評価として、”お告げに従う”、”ヴィジョンが見えた”などの宗教色が強く受け付けなかった。
 また、バーであった人にお金を盗まれて無一文になった場面は、どんな不運、不幸、辛さが待っているかと読者に想像させ盛り上がる所だ。
 しかし、すぐにクリスタル屋で働き順風満帆という肩すかしは残念だった。しかも客が来るようになるという幸運まで呼んでしまうミラクルが起こる。もっと話を練れたのではないだろうか。

 このクリスタル屋で働くところからストーリーはつまらなくなる。
ピラミッド間近で部族に捕まったときに、砂漠、風、太陽と対話するところもスピリチュアル過ぎてアニメのようで陳腐だった。

ところで、
イギリス人はどうなったんだい?
最初に恋した娘はどこいちゃったんだい?

面白くなかったので★1つ

内容(「BOOK」データベースより)
羊飼いの少年サンチャゴは、アンダルシアの平原からエジプトのピラミッドに向けて旅に出た。そこに、彼を待つ宝物が隠されているという夢を信じて。長い時間を共に過ごした羊たちを売り、アフリカの砂漠を越えて少年はピラミッドを目指す。「何かを強く望めば宇宙のすべてが協力して実現するように助けてくれる」「前兆に従うこと」少年は、錬金術師の導きと旅のさまざまな出会いと別れのなかで、人生の知恵を学んで行く。欧米をはじめ世界中でベストセラーとなった夢と勇気の物語。