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上手な話し方が身につくスキル

上手な話し方が身につくスキル―カウンセリングの手法を使った ★★★★★

ほぼ目新しいことはなかったのだが、いくつか確認出来たことがあった。

髭は使わない。髭とは

えー、
そのー、
ー的:私的には面白いと思います
ーのほう:大学では経済学の方を専攻してまして
ーの形:見積もりはこのような形になっております

など。
話を分かりにくくするばかりか、聞き手に不快感を与えかねない

忠告には「ありがとう」とお礼を言おう
忠告は、人に強い影響力を与えるので、言われた側は、多かれ少なかれ抵抗感を持ちます。したがって、忠告する側は常にリスクを負っているのです。
耳の痛い話ほど、真摯に受け止める。

共感第一、励まし第二


認める、示唆する、青写真を提供する
シュガーコーティングという

「これでは使い物にはならないな。全く駄目な代物だな」
「だから、こうやれといったじゃないか。聞いていなかったのか」
「すぐにやり直してくれ」
    ↓
「なかなかうまく出来上がっているね」
「あと、この部分を、こうしたら、もっとうまく出来上がるのではないかな」
「次からはこの点に気をつければ、さらにうまくいくよ」


悲観的な見方、楽観的な見方の順に組み替える

「佐藤さんは面倒見が良いが、短気な人だ」
「佐藤さんは短気な人だが、面倒見の良い人だ」


最後に、一番ためになったリフレクティング・プラスワンについて。
相手の言葉を繰り返す。そして一つ関連した情報を追加、または質問する
これをリフレクティング・プラスワン話法という

A:「最近、健康のために水泳を始めたんですよ。」
B:「水泳を始められたんですか(リフレクティング)。どちらで泳がれているのですか?(プラスワン)」


良くこの手の本にはカウンセリングの様子が描写される

A:「仕事のことで落ち込むときがあって‥」
カウンセラー:「仕事のことで、落ち込むときがあるんですね」
A:「はい、疲れるんです‥」
カウンセラー:「そうですか。疲れるんですか」

これはオウム返しで、この人ちゃんと聞いてないな、上の空だなと個人的には思ってしまう。
しかしリフレクティング・プラスワン話法は非常に話に興味を持ってくれている感じが出ていてとても気に入った。